クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する20〜69歳の男女を対象に、「消費動向に関する定点調査」を実施した。本調査は、現在の消費者の暮らしの状況を、所得・消費・行動などの観点で過去と比較し、景気動向判断の基礎資料を得ることを目的とし、2009年2月から2011年11月までは3か月ごとに実施。2012年からは年2回、4月もしくは5月と10月に実施している。

今回は、全国1200人の生活実態や消費動向の推移に加えて、今後の景気の見通しをどのように感じているのかといった景況感や、近年注目を集めているAI(人工知能)について、期待や不安なども調査し、その実態について明らかにした。

消費動向に関する定点調査

■「自宅で過ごす時間」が男性で増加、女性で減少

生活実態の前年同期比較として、「自宅で過ごす時間」は、男性で増加・女性で減少と差が開いた。特に男性20代・40代で大きく増加し、女性50代で大きく減少した。また、「給与所得」の前年同期比較は、女性20〜40代で減少している一方、女性50〜60代で大きく増加しており、女性の中でも年代による差が見られた。

消費動向に関する定点調査

消費動向に関する定点調査

■景気が【良くなると思う】と考える人が減少

今後1年間の景気の見通しでは、【良くなると思う】と回答した割合が前々回(2015年5月)で13.3%、前回(2015年10月)で8.1%、今回(2016年5月)で5.8%と減少しており、景気向上意識が薄れている様子がうかがえる。

消費動向に関する定点調査

■年齢が高くなるほどAIに期待

AI(人工知能)に対する意識では、年齢が高くなるほど期待している人の割合が高く、特に【男性60代】は47.8%と約半数が期待。反対に【女性20代・30代】は3割強が期待していないと回答しており、期待値が低い。期待内容としては【介護用の補助ロボット】が62.0%と最も高い結果になった。

消費動向に関する定点調査

【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20〜69歳の男女
調査期間:2016年5月9日(月)〜2016年5月11日(水)
有効回答数:1200サンプル(人口構成比に基づいて割付)

文/編集部