【冒険取材】本物の下水道の中に入ってみたぞ! 入れる観光名所「ふれあい下水道館」がスゴくて臭い(笑)

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現在、日本ではほとんどの地域で下水道が整備されていて、地下深くには下水道管が張りめぐらされています。トイレで用を足しても、イヤなニオイをほとんど感じずに済むのは下水道がしっかり整備されているからこそなのですね。

ふれあい下水道館がスゴいらしい!



そんな下水道の仕組みや歴史を学べるどころか、なんと実際に使われている下水道の中に入ることができる施設があるのです!

東京都小平市にある「ふれあい下水道館」がその施設なのですが、いったいどんな施設なのでしょうか。入場無料とのことなので、早速足を運んでみることにしました!

地下5階から下水道へ!





「ふれあい下水道館」に到着してみると、外観は円形で2階建ての建物。そこまで特別な感じはありませんが、なんと地下は5階まであるとのこと! 地下25メートルのところまで降りていくと下水道への入り口があるそうです。

下水道にまつわる展示がたくさん





入場してあいさつを済ませると、なんとスタッフのおじさんが同行しながら丁寧に解説をしてくれることになりました。館内には下水道にまつわる展示がたくさんあり、普段は当たり前のように使っていた下水道の仕組みや歴史を学ぶことができます。これはなかなか興味深い!



流された油で詰まってしまった下水道管の展示もありました。家の下水道に流してしまえばおしまいではなく、見えないところで迷惑をかけていたりするわけですね。勉強になるなぁ。



さらに大昔に使われていたトイレットペーパーの代用品も展示されたりしています。代用品と言ってもただの木です。痔の人にはつらい時代だったでしょうね……。

このようにいろいろと勉強になる展示が多いため、近隣の小学生がよく社会科見学で訪れるそうです。

いよいよ地下5階へ到着!





スタッフのおじさんの説明を聞きながら順路を進んでいくと、ついに下水道への入り口がある地下5階に到着しました! ちなみに階段には当時施設を掘った際の地層がそのまま飾られていて、これもなかなかおもしろいです。地下20メートルにもなると石ころだらけ!



そして「体験コーナー」と書かれた入口を発見! この先に本物の下水道があるわけです。まだニオイは全然漂ってきませんが、モワッとした独特の湿気があります……。さあ、どんどん進んで行きましょう!



キタアァァァァァァーーーーッ!!!!





頑丈な扉の先には足場があり、その下には濁りまくった水がドバドバと流れているぞ……! これは紛れもない下水道だ!! いまだかつて見たことのない光景が目の前に! これはなんだか感動的だぞ……!!



でもやっぱりクセェェェェーーーッ!!



しかしそのニオイはやはり強烈! 下水道管の中にいるのですから当然なのですが、口で息をしていても染みこんでくるような、強烈な下水道臭で充満しています。



しかも水道管の中なのでとんでもない湿度! 霧のようなものが発生していて、写真は曇ってしまうし、肌はベタベタとしてくるし、かなり劣悪な環境です……!

下水道内で説明を受けるwww



すると同行してくれていたスタッフのおじさんが、下水道管の中でいろいろと詳しく解説をしてくれます。施設の目玉の部分ですから当然しっかりと、力に入った解説をしてくれるのですが……いやいやいや、下水道の外に出てからでもできるでしょその話!

おじさんはニオイに慣れているかもしれませんが、こちらは空気を吸うだけでHPを削られていくわけです。非常にありがたかったのですが、なかなかしんどいひと時でした……。

まっすぐ続いていく下水道





ニオイは強烈とはいえ、まっすぐ流れていく下水道はどこか神秘的。たくさん人々が暮らしている街の地下に、こんなにも一直線で人気のない場所があるなんて不思議な感じです。入場無料で貴重な体験ができるという点では、本当に素晴らしい施設だと言えるでしょう。

そして下水道管の中で破損などのトラブルが起きれば、当然中で修復作業を行う人もいるわけです。一度このニオイを体験すれば、下水に対する意識が変わると思います。興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

取材協力

ふれあい下水道館

東京都小平市上水本町1-25-31

開館時間:午前10時〜午後4時

休館日:月曜

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/