逃げてしまった愛犬を安全に捕まえる方法

みなさんは散歩中に、愛犬が逃げてしまった経験はありませんか?
突然愛犬が走り出し、うっかりリードを離してしまった…なんてことが、犬を飼っている人であれば一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
そして、逃げ出したワンちゃんたちは、周りを見ずに突っ走るため危険がいっぱいなんです。

犬が突然逃げ出す原因はいくつか考えられます。

首輪やハーネスが抜けたリードが切れてしまった大きな音に驚く遊び感覚発情中のメスのニオイストレス

首輪やハーネス、リードの問題は、きちんとその犬にあった物を使用し、あまりにも引っ張る犬には、リードを2本付けるようにしましょう。
また、留守番やペットホテルへ預けるなどによってストレスを感じてしまい、ストレス行動として脱走してしまうこともあります。
さらに、一度脱走や逃走をした犬はクセになりやすく、その楽しさを覚えてしまうと繰り返し行うようになります。

一度脱走や逃走を経験した犬には、特に注意しましょう。
そして、去勢をしていないオスの犬は、メスの発情期のニオイに本能的に反応し、後を追いかけてしまいます。
追いかけることでメスの方も逃げてしまう原因を作ってしまうので、できるだけ興奮状態を抑えられるように注意すしてください。
また、去勢をするとメスの発情期のニオイに反応することはなくなります。

最後に、大きな音に驚きパニックになってしまう犬は、突然逃げ出し道路に飛び出る危険性があります。
飼い主が大きな音のする場所を避けるか、予期せぬ場合には、鳴った瞬間に愛犬を押さえてあげるなど、とっさに対応できるように構えておきましょう。

以上のように、逃げないような対応を取ることが大切ですが、万が一愛犬が逃げてしまったら…。
そんな場合に愛犬を捕まえる方法をご紹介します。

呼び戻す指示を出す

ここで重要なことは、飼い主が興奮気味に指示をしないこと。
犬は飼い主が興奮した口調で呼ぶと喜んでいると勘違いしてしまい、さらに遠くへ逃走する可能性があります。
焦る気持ちを抑えて、冷静に「おいで!」と呼び掛けてあげましょう。

「マテ」「お座り」のコマンド

愛犬が逃走したら、まずは動きを止めることが大切です。
犬自身も一度止まることで、落ち着いて飼い主の指示を聞くことができるので、マテやお座りと指示してその場に止まらせるようにしましょう。

飼い主が逆方向に走る

指示を出しても全く聞かない場合には、飼い主自身が犬とは逆方向に走ることで、愛犬に飼い主を追いかけさせるようにしましょう。
追いかけることで逃げてしまうのは犬の本能なので、逆に追いかけさせる本能を利用して近づいてくるようにします。
その際に、大きな音を立てたり、名前を呼んだりして走ると、愛犬が興奮してしまい、さらに逃走する可能性があるので、何も呼びかけずに逆方向へ走りましょう。

もしもの時のために事前にしておきたいトレーニング

逃げてしまったときのことを想定して、最低限の指示はできるようにしておく必要があります。
飼い主の言うことを聞かない犬は、飼い主のことを自分より下に見ているため、いざというとき確実に指示を聞かず、さらに遠くへ逃げてしまう危険性があります。
飼い主が出す指示を守ることで、飼い主が自分より上であると認識させると同時に、逃げたときに呼び戻すことができるようになります。

最低限のコマンド「マテ」「お座り」「おいで」

日ごろから「マテ」「お座り」「おいで」のコマンドはできるように、しつけておくと逃げたときも落ち着いて対処することができます。
逃走した犬自身の興奮状態も、飼い主の指示によって落ち着かせることができるので、犬にとっても大事なことです。
「マテ」「お座り」は、普段からごはんやおやつをあげる時に、毎回行うようにすることですぐに覚えてくれるはずです。
「おいで」は、まずは室内でトレーニングを行い、「マテ」のコマンドと併用して覚えさせましょう。
犬は言葉だけでなく、動作も加えるとより覚えやすくなるため、「おいで」のときに飼い主の足を叩く動作を入れると、犬にも伝わりやすくなります。

散歩中のアイコンタクト

散歩のときアイコンタクトを取りながらすると、いざ犬とすれ違うときも興奮状態を抑えることができます。
散歩中に名前を呼んでアイコンタクトが取れたら褒める、それを繰り返すと犬が自然と飼い主のことを見るようになります。
他の犬とすれ違うときに興奮してしまう犬であれば、すれ違うときに愛犬の名前を呼んで、愛犬の意識を飼い主に向けることで、興奮して逃走という事態は避けることができます。
これは日ごろの散歩で継続的に行う必要があるので、根気強く続けることが大切です。

我が家の愛犬は他の犬とすれ違うとき、全く興奮しないので助かっていますが、いつどんなことがあるかわからないので、アイコンタクトをなるべく多く取りながら散歩するように心がけています。

まとめ

我が家の愛犬は逃走までいきませんが、一度リードが手から離れてしまい10メートル程走り去ったことがありました。
その時は今までなかったことに自分自身が興奮してしまい、かなり焦った口調で名前を呼んでしまいました。
愛犬はその声に興奮してさらに遠くへ行こうとしましたが、我が家の愛犬はなんせ走るのが遅かったためすぐに追いつき確保できました。
もし足の速い犬だったら…と考えただけで恐ろしくなります。
きっと追いつけずに、どんどん遠くへ行っていたにちがいありません。
それ以来散歩では、必ずアイコンタクトを取って、離れようとしたら自分からこちらへ来るように、呼び寄せることを習慣づけています。

愛犬の突然の逃走は、命の危険を伴います。
普段の生活から愛犬との信頼関係を築き、きちんと指示を守れるようにトレーニングしておきましょう。