こんにちは。PR会社に勤務しているまゆ子、36歳独身です。

婚活始めて6年、連絡を取り合った男性は100人以上。お見合い相手も70人を超えてしまいました。連載開始時の予定ではそろそろハッピーエンドの報告ができそうだったのですが、いまだゴールできず(笑)。

今回の男性は前回のヒモ予備軍男の次のお見合い、52人目に出会ったJさんです。彼もまたとっても変わった人でした。ひと言でいうと「外国かぶれした男」。

こういう人って、けっこう女性に多い気がするのですが……。私の仲がいい友人でも1人、こういうタイプの人がいました。海外経験が豊富なことをたびたびアピールしてきて、「日本ってこうだよね〜」「アメリカだったらこうなのに〜」とやたら文化を比較するのです。そして露出高めの服を着て、大きなサングラスをかけ、映画『セックス・アンド・ザ・シティ』のサマンサに憧れている……これは女性に多い特徴のようですが、今回は完全にその男性版。1回目のお見合いから衝撃的過ぎでした。

お見合いの申し込みは今回も私から。彼は32歳で当時の私の2歳年下。今までなら打率が低そうな年下君への申し込みは避けていたのですが、彼はプロフィールの部分に「海外在住経験あり。同年代〜年上の方を希望」なんて書かれていたので、年齢にこだわらず、広い心を持ったグローバルな人なんだな〜と信じ、ありがたく思い申し込んだわけです。

いざお見合い場所へ。今回は彼の希望で、渋谷にある高層ホテルのラウンジで会うことになりました。

待ち合わせ場所に5分前についた私は周囲を見回し、それらしき人がいないことを確認。一応メールで「着きました」と入れておこうとスマホを取り出すと、遠くから私を呼ぶ声が!

「まゆ子さん〜! ハ〜イ!!」

ひと目もはばからず、学生のような男性が叫びながらこちらに向かってくるのです。私はその姿にびっくり! ちょっとダボッとしたダメージジーンズに、アバクロのロゴが入ったTシャツを着て、リュック姿の男性が、きちんとしたホテルで、こんな大声を出して走ってくるので思わず赤面。

「もしかしてJさんですか?」

「イエ〜! 今日はよろしく〜」

そして軽くハイタッチ。あまりに自然にされて思わずハイタッチに応えちゃったけど、初対面でありえないでしょ〜。

とにかくめちゃくちゃフランクな対応に戸惑う私。

「まゆ子さん、なにそのセレモニースタイル!? この後パーティー?」

「いえ、今日はお見合いだけです。そんなにきちんとした格好ですか? Jさんがホテルを指定されたし、お見合いなので少し改まってきたのですが……」

私にとって、ややきちんと感のあるワンピースにジャケットスタイルは、定番のお見合いスタイル。でも彼の主張は、たとえお見合いであっても、ありのままの自分をわかってもらうためには普段着が一番なんだとか。

それにしてもこんな場所に何ともチグハグな2人、きっとどういう関係だろうと思われているだろうな〜と思いながらいざラウンジへ。

初対面でまさかのハイタッチ。普通だったらありえないけど……。

こう言っちゃ悪いけど、彼の顔は予想以上に童顔で身長もそれほど高くなかったため、今日のスタイルが全く似合っていませんでした。でも彼はとっても気に入ったスタイルみたい。

「オレって海外住んでたじゃないっすか〜。だからこういう日本の形式ばった雰囲気とか苦手なんでねー。ホテルのラウンジなんてファーストタイム。でもちょっと来てみたかったんだ〜。ラフなスタイルでも意外とOKなんだね〜(笑)」

私はその軽い話し方もすごく不自然に感じてしまいました。これが海外育ちってものなの!?

「海外にはどれくらい住んでいたんですか? けっこう最近まで行っていたんですか?」

「イヤ〜、海外生活をしていたのは5年以上前……マスターの時にワンイヤー。あとはバケーションがあるとホームステイに行ったり、バックバッカ―したり。アメリカンライフがオレには合ってたみたいで、習慣とか自然と身に着いちゃったんだよね〜(笑)」

その言葉を聞いてびっくり! そのしゃべり方だと〜幼少期を海外で過ごしたとか、最近日本に帰国したくらいな雰囲気かと思っていたら、学生時代に単なる交換留学程度の期間の渡米だったとは!

「1年で英語はペラペラ!? ちょくちょく英語の単語が出ちゃう感じですか?」

「お〜! ユー、シー!? ついイングリッシュワードが出ちゃうんです(笑)。まゆ子さんは英語は? PRしてたら、コミュニケーションが必要なことあるでしょ?」

何だろう、この違和感。わざわざ言う必要ないところで英語を挟む感じ……。

「まゆ子さんのホビーは?」
「誰かリスペクトしてる人いる?」

そして「ファット?」「ユー ノー?」など、相槌も英語。でも英語というよりカタカナ英語って感じで、発音も下手だからよけいおかしい……。

一応お互いの自己紹介を軽くして、1時間が終了。正直言って彼の変な日本語が気になり、会話の内容がほとんど入ってこなかったのですが(笑)。

そんな彼から、2回目のデートのお返事が来たのは1週間後でした。

私は迷いに迷って、お見合いの2日後に2回目のデートの申請をしました。正直彼には特に魅力を感じなかったし、むしろこんな変わった人と付き合えるか!? と思ってしまったのですが、年上を希望してくれる貴重な機会なので、無駄にはできないと思い、もう一度会ってみようかと思って申し込んだのです。

それなのに彼からの返事ななかなか来ず。こんなことなら断ればよかった! と思っていると……ようやく1週間後にOKの返事が来ました。

婚活って、こういう些細な駆け引きがけっこう疲れるんですよね。なんだかんだ、一喜一憂しちゃう性格だし……。

何はともあれ、2回目のデートが決まりひと安心。でもやっぱり、そんな気持ちで行くデートってうまくいかないですね。外国かぶれした彼は、今まで会ったお見合い相手の誰より最悪で、私に会う目的は結婚ではなかったようです。……続きはその2へ。

■プロフィール

 まゆ子

PR会社に勤務しているまゆ子、36歳独身。
見た目は目鼻立ちくっきりの美人で北川景子似。(良く言えば)
神奈川県にある私立女子高校を卒業後、都内の有名女子大を卒業。
婚活歴6年。出会った男性は100人以上!
ちなみに趣味は最近始めたヨガ。特技はピアノと人間観察。
ファッションは大人かわいい系。メイクはナチュラル。ヘアスタイルはボブ。身長は155僉

<男性のタイプ>
男性のタイプは、そこそこの大学を出て、そこそこの一般的な企業に勤めていればOK。
年齢は40歳以下の未婚を希望。オシャレに越したことはないけど、普通のセンスならいいかな。
理想を言えば、相手に尊敬する部分があり、自分をリードしてくれる人。身長は170儖幣紊蚤世辰討覆た諭