7月もあと一週間、このところの気温の変化に体調をくずされている方もいらっしゃると思います。
いよいよ、真夏日、熱帯夜といった夏の厳しさが本格化してきます。
暑さで疲れ気味の身体を助けてくれるのが「スイカ」です。
「スイカ」の中には夏を乗り切るための栄養がギュッと詰まっています。
さあ、夏の果物「スイカ」に元気をもらいましょう!

真っ赤なスイカ


自然の水分とミネラルでエネルギーチャージ!

「抱へたる西瓜に水の重さあり」 松井秋尚(知音)
甘い汁が口いっぱいに広がった瞬間、「夏の暑さに神様が用意してくれた果物だ!」と思わず叫びたくなるほど、「スイカ」は夏の生活には欠かせない果物ですね。
まず、エネルギーの元となる「でんぷん質」が身体を元気にしてくれます。
そして、「カリウム」が余分な塩分と老廃物のからだの外に出すのを助けてくれます。
ほかに、スーパーアミノ酸とも呼ばれている「シトルリン」は血流を改善して、むくみや冷えの解消、疲労を回復する効果が期待できます。
「スイカ」といえばやはり「赤」。果肉の赤に含まれる「βカロテン」や「リコピン」は活性酸素を抑制してくれることで知られています。
夏の暑さに弱った身体に「スイカ」は、肝臓や腎臓の働きを高めてくれるありがたい果物なんですね。


栄養いっぱいの「スイカ」は朝一番の水分補給にオススメです!

夏の朝、「疲れが取れないまま起きなくてはいけない」なんてこともあると思います。
「食欲がないから」と朝食をつい抜いてしまう、なんていう方も少なくないかも知れません。そんな時には是非「スイカ」をオススメします。甘く口当たりがいいのでスッとお腹に入り、不足している水分とエネルギーを補うことができるのです。
でもスイカを買って帰るのはなかなか大変ですね。そんな時に便利なのが透明ケースに入ったカットスイカです。最近はスーパーやコンビニでよく見かけるようになりました。
仕事帰りにひとつ買って、冷蔵庫に入れておくのもいいかもしれません。
もちろん、ランチ時、外出前、スポーツで汗をかいた時、と湿気の多い日本の暑さを乗り切るのに「スイカ」はいつでも元気の源になってくれますよ。

便利なカットスイカ

便利なカットスイカ


みずみずしい「スイカ」はいつ、どこから来たのでしょう?

「スイカ」漢字で書くと「西瓜」です。中国語でも「西瓜」と同じです。中国にとっても西の方から来た瓜だったんですね。さて、西とはいったいどこなのでしょう。
原産地はアフリカの砂漠地帯といわれています。今から2500万年以上前とされているそうです。
3000年前にギリシャに、紀元前にはローマに伝わったスイカは、地中海沿岸で栽培されるようになり、果物としてのスイカになっていきました。西から東へ文化が伝わったのと同じように、中央アジアやインドで広まり東南アジアへ、そして11世紀には中国に広まったそうです。
スイカが日本に伝わった経緯は諸説がいくつかあって、どれが本当か分かっていません。ポルトガル人が長崎にスイカの種を持ち込んだとする説や、隠元禅師が中国から日本に伝えたとも言われています。
江戸時代の農学者、宮崎安貞の書いた「農学全書」によると、「スイカは味も良く、暑さにあたったときや、飲みすぎたとき、喉の渇きなどにも良い」と書かれています。江戸のころから「スイカ」は健康に役立つものとされていたことがわかりますね。
21世紀を生きる私たちも、スイカの力を借りて暑い夏を乗り切っていきましょう!

中央アジアのバザールにて

中央アジアのバザールにて