日本を訪れる中国人観光客の1人当たり消費額が減少していることが日本政府観光局の統計で明らかになり、話題となっている。理由は様々考えられるようだが、だからと言って中国人観光客の全てがお金を使わなくなった訳ではない。「土豪」と呼ばれるお金に糸目をつけない中国の富裕層も、まだまだ日本にやって来ているのである。(イメージ写真提供:(C)WITTAYA TASUYA/123RF)

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 日本を訪れる中国人観光客の1人当たり消費額が減少していることが日本政府観光局の統計で明らかになり、話題となっている。理由は様々考えられるようだが、だからと言って中国人観光客の全てがお金を使わなくなった訳ではない。「土豪」と呼ばれるお金に糸目をつけない中国富裕層も、まだまだ日本にやって来ているのである。

 中国メディア・東北網は21日、「土豪」たちが喜びそうな「純金」のスイーツが京都にこのほど登場したとする記事を掲載した。その食べ物とは、京都・金閣寺エリアでこのほど売り出された金箔つきソフトクリームだ。

 記事は、日本人にも外国人にも人気が高い、日本を代表する観光地である京都の中でも外せない観光エリアとして知られる金閣寺に、近ごろ名物スイーツが登場したと説明。金閣寺付近の店で発売された「金閣そふと」について、白玉などが一緒に盛りつけられた抹茶やバニラのソフトクリームを覆うように金箔が乗せられて提供されると紹介した。記事は「この店を訪れれば、いい思い出ができそうだ」と評するとともに、金箔をふんだんに用いた目にも煌びやかなソフトクリームが「ほどなく京都の新名物になるだろう」と伝えている。

 アップル社のスマートフォン・iPhoneでも、中国では「土豪金」と呼ばれるゴールドの機種が最も良く売れるほど、中国の人々は金色が好きなのだ。ましてやこれが本物の金であれば、より魅力が高まるはず。「金閣そふと」は、金閣寺を訪れた中国人観光客たちの間で人気のスポットになるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)WITTAYA TASUYA/123RF)