21日、韓国の蔚山科学技術大(UNIST)が、ソウル−釜山間を16分で走ることのできる「夢の列車」開発に着手することを明らかにした。写真は釜山。

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2016年7月21日、韓国の蔚山科学技術大(UNIST)が、ソウル−釜山間を16分で走ることのできる「夢の列車」開発に着手することを明らかにした。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

開発が進められるのは、減圧したチューブ内をカプセル状の車両が空中浮上し進むことで最高時速1200キロという超高速移動を可能にする「ハイパーループ」と呼ばれる交通システム。時速800キロほどの飛行機よりも速く、現在韓国で運行される高速鉄道(KTX)の約4倍のスピードだ。

UNISTはプロジェクト「U−Loop(ユーループ)」を立ち上げ、ハイパーループの核心要素であるチューブ内の減圧や摩擦を最小化する列車の浮上・推進の技術開発に乗り出す。システムの原理は米国の実業家イーロン・マスク氏が13年に公表したものだが、列車の浮上・推進方法では氏の構想とは異なるUNIST独自の方式を採用する方針だという。実物の完成目標は5年後、研究費として14億ウォン(約1億3000万円)が投じられる計画だ。

この報道に韓国のネットユーザーからは大きな注目が集まっているが、寄せられたコメントの多くは研究の実効性を疑問視するものだ。

「文字通り『夢の列車』だよ。目を覚ませ」
「5年で14億?食費と事務用品代で終わりそう」
「仮に実現したとしても、途中駅が増えてソウル−釜山も1時間はかかる」
「それより今運行している列車が故障しないように管理してくれ」

「政府がどれだけ無知かが実によく分かる例だ。何兆ウォンもの間接的な効果が見込まれるものに、研究費がたった14億だなんて」
「韓国で使わないにしても技術を持つことはいいことだが…14億ウォンでものになる技術じゃないだろう」
「しっかり監査してくれ。なんだかんだと研究費が横領されないように」

「おもちゃの列車でも作るつもり?」
「駅まで行くのに1時間かかるんですけど?」
「そんなに早く着きたいなら前の日に出発すればいいだけの話」
「2020年の月探査計画よりばかげてる」(翻訳・編集/吉金)