今月21日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は、組織的なドーピングが問題となっていたロシア陸上68選手の訴えを棄却。世界アンチ・ドーピング機関は、ロシア選手団全員のリオデジャネイロ五輪出場を認めるべきではないと勧告しており、IOCの決断が待たれる。

すると、23日放送、テレビ東京「SPORTSウォッチャー」では、ゲスト解説者のセルジオ越後氏、中畑清氏が本問題について言及した。

「ベン・ジョンソンはじめ、水泳、サッカーでも色んなところでドーピングの話は聞くがいたちごっこ」と切り出したセルジオ氏は、「もう少し処分を厳しくする。新しいものを考えなかったら、なかなか解決しない」などと見解を述べるも、「選手が可哀相なのは分からないで飲まされているかもしれない。あとはお金と時間がかかる」とその難しさも――。

続いて、2004年のアテネ五輪に監督として出場している中畑清氏は、「トレーナーが大会前に皆を集めてキチッと説明会をやった。身近な栄養剤とか風邪薬とかで出ちゃう。すごい細かい説明をしてくれる」と明かすと、「選手は知らないという話では済まされない時代がきている。選手の自覚が必要になってくる」と厳しく語った。