22日、中国英字紙・チャイナデイリーはベトナムが7月20日から22日まで中国人に対する観光ビザの申請受理を3日間停止したという報道について、それが「事実とは異なる」と主張する中国のベトナム領事館のコメントを伝えた。写真はハノイ。

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2016年7月22日、中国英字紙・チャイナデイリーはベトナムが7月20〜22日まで中国人に対する観光ビザの申請受理を3日間停止したという報道について、「事実とは異なる」と主張する中国のベトナム領事館のコメントを伝えた。

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このほど、中国に駐在するベトナムの領事館が7月20〜22日の3日間、中国人に対して観光ビザの申請受理を停止した、という報道がなされた。その原因は不明であったが、広西チワン族自治区南寧市のベトナム領事館だけで、1日1000件以上の観光ビザ申請が取り消されたという。インターネット上では、南シナ海における中国とベトナムとの間の領土問題などが背景にある、と指摘されていた。

この件について、チャイナデイリーが中国駐在のベトナム領事館に確認したところ、「報道の多くは事実とは異なる」とする回答を得た。関係者によると、ベトナム政府は違法な手段でビザ申請業務を請け負うベトナムの旅行会社に対する取り締まりを強化しており、中国人観光客に対するビザの申請基準は確かに厳格になったが、その目的は「中国人観光客のためによりよい旅行サービスを提供すること」にあり、「中国人観光客は大歓迎だ」としている。

関係者はさらに、今回のビザ申請基準の見直しは6月時点からすでに開始されており、前もって旅行会社にも通知されていたと語った。観光ビザの申請基準が厳しくなったことで、受理までの時間も相対的に長くなり、ビザの受け取りをあきらめる中国人観光客も現れた。しかし、統計はまだ出していないものの、南寧市のベトナム領事館だけで、1日1000件以上の観光ビザ申請が取り消されたというような状況は絶対にない、と関係者はコメントした。(翻訳・編集/矢野研介)