21日、韓国メディアによると、韓国のある夫婦が生まれた娘につけようとした名前が規則に沿っていないとして、自治体から出生届の受け付けを拒否された。資料写真。

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2016年7月21日、韓国・聯合ニュースによると、韓国のある夫婦が生まれた娘につけようとした名前が規則に沿っていないとして、自治体から出生届の受け付けを拒否された。

今年5月、羅(ナ)さん夫婦は娘の出生届を提出しようと自治体の住民センターを訪れたが、娘の名前に漢字とハングルが混用されているとして届けが受理されなかった。その後夫婦はいったん別の名前で届けを出し、家庭裁判所に改名届を提出する手続きを取ったものの、これも6月30日に正式に棄却された。

根拠は韓国最高裁が定めた家族関係登録例規。第109号5項に、「ハングルと漢字を混用した名前の出生届を受理してはならない」とあるのだ。韓国人の姓は「金(キム)」や「朴(パク)」など元来漢字表記であり、名で漢字とハングル両方が使われた場合、どこまでが姓かが判別しにくくなるためだという。一方、家族関係登録法は「子の名前にはハングルまたは通常使用される漢字を使うこと」と定めているのみで、「混用」に関する表記はない。

そのため羅さんは例規には法的根拠がないとして憲法裁判所に憲法訴願を提起、憲法裁の判断を待っている状態だ。ここまでして羅さんが娘につけたい名とは「贇ビョル」というもの。「贇」は「光り輝くつや」を意味し、「ビョル」は韓国語で「星」を指す。ちなみに現在は「つや」を意味する「ユン」の語を使い、ハングル表記で「ユンビョル」の名で届けが受理されている。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「こんなおかしな決まりもあるんだね。早く正してほしい」
「いい名前だと思うけど?」
「ということはアルファベットも駄目なのか」
「まったく時代遅れ。いつの時代だと思ってるんだ?」

「名前のつけ方に決まりがあること自体おかしい」
「こういうことから始まって一つ一つ変えていかないといけない。小さなことも訴えて少しずつ変えてこそ、国全体が変わっていくはず」
「ふざけた事態だ。民主主義国家で自分の子どもの名前すら自由につけられないなんて」

「数字の『0』が名前の人もいる。数字が良くてなぜ漢字とハングル混用が駄目なのか理解できない」
「名前まで国が干渉するなんて、本当にくだらないことまで制限するんだな」
「おかしいな。僕の友達にも漢字とハングルの混ざった名前の人がいるけど…昔は良かったのに突然駄目にしたのかな」(翻訳・編集/吉金)