涼を求めて!夏だから行ける標高が高い国道トップ3

写真拡大

気温は基本的に、標高が100m高くなるにつれて0.6℃下がるといわれています。ということは、海抜0mで35℃の場合、1000mだと29℃、1500mだと26℃、2000mだと23℃になるということです。

23℃までいくとさすがに涼しいですよね。とはいえ2000mなんて山の上。行くまでが大変だと思ってしまいますが、実はあるんです、簡単に行ける場所が。しかもクルマで。

そこで、誰もがクルマで行ける標高が高い国道トップ3をご紹介します。しかも今回紹介する3カ所は、すべて冬は雪で通行できなくなる場所です。今年の夏、近くへ立ち寄る際は、ぜひ通ってみてください。真夏とは思えない気持ち良さを満喫できますよ。

気になるランキング!まずは第3位から!

第3位 国道120号 金精峠 1843m

栃木県日光市を起点に、いろは坂や中禅寺湖、奥日光を抜け、尾瀬ヶ原の入り口である片品村を通り、群馬県沼田市に至る国道です。

その中の、奥日光から丸沼高原へ抜ける区間、ちょうど栃木県と群馬県の境にあるのが金精峠。国道は峠の下をトンネルとして通っています。ここが標高1834m、国内で3番目に高い場所にある国道です。

Photo:ほぶ

ちなみにこのトンネル、国内では最も標高が高いところにあるトンネルなんですよ。そのため冬は雪深く、例年12月末からGW頃まで通行止めになります。

日光宇都宮道路 清滝ICから約31km
関越自動車道 沼田ICから約50km

高原を通り抜ける爽やかな国道

第2位 国道299号 麦草峠 2127m

埼玉県入間市から、秩父を抜け長野県へ。佐久穂町から八千穂高原、奥蓼科を通り長野県茅野市に至る、全長200km近い国道です。

ほとんどが山深い場所を通るのですが、標高が高いのは長野県側。そして佐久穂町と茅野市との境にある麦草峠が299号線の最高地点であり、国道2位の高さになります。ここが2127m。とうとう2000mを超えました。

R299 Photo:Rs1421

 

東側は八千穂高原、西側は蓼科高原と、避暑地として有名な場所ばかり。そしてこの麦草峠を挟んだ区間は、美しい景観から“メルヘン街道”と呼ばれています。冬場は閉鎖され、ノルディックスキーのコースとして使われることも。また峠から佐久穂町側に少し行ったところには駐車場があり、八ヶ岳登山の起点としても使われています。

中部横断自動車道 佐久南ICから約45km
中央自動車道 諏訪ICから約30km

周囲は冬場はスキー場に!夏も涼しい国道最高地点!

第1位 国道292号 渋峠 2172m

栄えある国道最高地点は、長野県の渋峠でした。国道292号は、群馬県の長野原町から草津を抜けて長野県に入り、志賀高原、湯田中温泉、飯山を通り、新潟県の上越市へと至る3県をまたぐ国道です。

群馬県から長野県にかけては、有名観光地をいくつも通っていくのですが、渋峠はそのうちの草津―志賀高原間にあります。スキー、スノーボード好きなら志賀高原の横手山渋峠スキー場はご存知かもしれません。渋峠はこのスキー場のちょうど最上部にあります。

R292_Photo.Yones Photo:Yones

 

峠はちょうど群馬県と長野県の県境でもあり、県境上に建てられた渋峠ホテルの外壁には[ぐんま←→ながの]と書かれ色分けされていて、どこが県境かひと目で分かります。ぜひ一度訪れて、たしかめてみてください。ホテル内も必見です。

そして国道最高地点は実はここではなく、県境から群馬県側に数百m行ったところにあり、「日本国道最高地点の碑」が立っています。またこの付近の292号は冬、長野県側は先ほども出た横手山渋峠スキー場になり、群馬県側の草津付近では草津国際スキー場になり、当然ながら通行できなくなります。

上信越自動車道 信州中野ICから約36km
上信越自動車道 碓氷軽井沢ICから約70km
関越自動車道 渋川伊香保ICから約76km

(文/&GP編集部)