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 日本時間の7月19日、アップルはiPhoneiPadなど、モバイル端末向けのiOS最新版「iOS9.3.3」をリリース。今秋にリリースと噂されるiOS10の登場を前に行われたバージョンアップの主な内容は、バグの修正やセキュリティの向上を中心としたもの。その内容に迫ってみよう。

◆セキュリティ向上と安定化を図るためのアップデート

 今年の3月に行われた「OS9.3」へのマイナーアップデートから約4か月が経過したいま、3回目となるアップデートとして登場したのが「iOS9.3.3」だ。今回のアップデートによって新機能が搭載されるということはなく、バグの修正やセキュリティの向上、動作の安定化を図るための修正が主な内容となっている。

◆どんな不具合が解消された?

・カレンダーに特定の予定を記入するとデバイスが再起動する不具合を解消
・悪意を持ったユーザーによって任意のコードが実行できる可能性を解消
・通話を終了した「FaceTime」で音声が送信される不具合を解消
など、26項目が修正されている。なお、アップデートの対象は、iPhone4s以降、iPad2以降、iPod touchの端末となる。

 iOS9.3.3へのアップデートは、iPhoneなどのデバイスから直接行う場合、設定アプリを開いて「一般」→「ソフトウェアアップデート」を選択すればよい。パソコン経由で行う場合は、iTunesから実行しよう。

 iOSは、大型アップデート時に不具合が多く発生することでアップデートを敬遠するユーザーも少なくない。しかし、iOS9.3のリリースから3回目を数えるアップデートによって安定性が高まっていることは言うまでもない。

 今秋リリースを迎えると噂される「iOS10」の登場まで、アップデートによって新たな機能を搭載されることはまず考えにくい。リリースを迎えるまで安定した環境でiPhoneやiPadを使うためにも適用しておくことをオススメしたい。

<文/古作光徳>

【古作光徳】
パソコン関連誌の編集部を経て、’06年にライターとして独立。主にパソコンやスマホ、家電関連誌などを中心に活動中。近年は車やバイク、将棋など、趣味関連誌の執筆や編集にも携わっている