日本政府主導による訪日外国人増加戦略のトピックの1つに、医療ツーリズムの体制整備がある。中国の富裕層がメインターゲットの1つとなるが、中国国内のネット上では昨今、日本の医療レベルの高さを賞賛する文章をよく見かける。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本政府主導による訪日外国人増加戦略のトピックの1つに、医療ツーリズムの体制整備がある。中国の富裕層がメインターゲットの1つとなるが、中国国内のネット上では昨今、日本の医療レベルの高さを賞賛する文章をよく見かける。

 中国メディア・光明網は19日、日本にやってきて初めて気づいたことを紹介する記事の中で、「日本の歯医者がとても優しい」点を挙げている。記者は小さい頃から歯医者と縁が深く、虫歯ができるたびに現地の歯医者さんに怯え、激痛と戦いながら治療を受けたと説明。「歯医者は恐ろしい、凶暴な悪人だと思っていた」とした。

 そのうえで、日本にやって来た後にも歯医者に行かざるを得ない状況が発生したため、「まるで死刑判決を待つブタのよう。もう好きなようにしてくれ」という心境で歯医者に赴いたと告白。しかし日本の歯医者はイメージとは全く異なり「実に優しかったと言わざるを得ない。優しい音楽が流れ、室内の明かりも優しい。治療の様子が目に入って怖がらないよう目に覆いものが掛けられた」と説明した。

 さらに、医師が「怖くないですよ、すぐ終わります」と励ましてくれること、患者に痛みがあるかを判定する機械が導入されていることを紹介。「こういった人に思いやりのあるサービスが大好きだ。少なくとも、もう歯医者に対して激痛を訴える叫び声をあげる必要がないのだから」と評している。

 今やサービスの時代である。それは医療分野においても当てはまる。地域の歯科医院どうしによる競争の存在も、それぞれの歯科医院において患者本位のサービスが提供される環境を作るのに貢献しているのだ。それにしても、「恐るべき悪人」と形容される中国の歯科医のお世話には、できることならなりたくないものである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)