国が変われば、文化や人びとの生活習慣は大きく変わる。日本と中国も似ているようで、実は多くの点で違っているが、日中の相違点には「自動車文化」も含まれる。(イメージ写真提供:(C)Maksim Toome/123RF.COM)

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 国が変われば、文化や人びとの生活習慣は大きく変わる。日本と中国も似ているようで、実は多くの点で違っているが、日中の相違点には「自動車文化」も含まれる。

 中国人は自動車を「自らの社会的立場」を示すツールと捉える傾向があり、より大きく、より高額な車を好む傾向にある。セダンやSUVの車種が近年は人気となっている。一方、日本の車名別新車販売台数を見ると売れている車は「燃費性能」の良い小型車が中心で、日本人は実用性を重視して車を選んでいることが見て取れる。

 日本を訪れた中国人からすれば、日本国内で走っている車は「中国では見たことのない車種」も多いようで、訪日を通じて驚くことの1つになっているようだ。中国メディアの東方頭条はこのほど、「日本には世界に名だたる大手自動車メーカーが数多く存在し、中国でも有名な車種も多い」としつつも、日本の街中で実際に目にするのは中国ではほとんど見かけない軽自動車であると論じた。

 中国にも小型車は存在するものの、「軽自動車は日本独自と言っても過言ではない存在であるため、中国人は軽自動車についてほとんど知らない」としたうえで、記事はまず軽自動車についての定義を紹介。軽自動車検査協会によれば、軽自動車の規格はこれまで何度も改訂がなされているが、現在は排気量660cc以下、長さ3.4メートル以下、幅1.48メートル以下、高さ2.0メートル以下の三輪および四輪自動車が軽自動車とされている。

 記事は、日本で軽自動車が人気である背景には、税制面の優遇のほか、普通車では必要となる車庫証明書が不要で、保管場所を届出るだけで済むと紹介。限りある資源を効率的に使用することを重視する日本人にとって軽自動車はニーズにぴったり合致する理想の車なのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Maksim Toome/123RF.COM)