近年大流行したキヌアやチアシード、ココナッツオイル。これらのような、栄養バランスに優れ、一般的な食品よりも栄養価が高い食品のことを、“スーパーフード”と言います。「一度は食事に取り入れたことがある」「試してみた」という方も多いことでしょう。

そんなスーパーフードの中で今、大きな注目を集めているのが、“フリーカ”です。まだ耳に新しいこの“スターフード”、一体どのようなものなのでしょうか。

今回は、スーパーフードマイスターの資格を持つ筆者が、フリーカの魅力に迫ってみました。

■注目のスーパーフード“フリーカ”とは?

フリーカは、小麦が青い若芽の状態の時に収穫した青麦を、ローストして乾燥させた穀物。中東アラブ諸国では、紀元前から食されていたのだそう。注目すべきはその栄養価で、食物繊維は玄米の約4倍、キヌアの約1.5倍も含んでいるのです。

これは、便秘気味の方はもちろん、夏の暑さによるストレスや冷房・冷たいドリンクからの冷えが原因となる腸内環境の悪化を改善する効果に期待できると言えるでしょう。

では、フリーカはどのようにして調理したら良いのでしょうか。先日『ダイエーいちかわコルトンプラザ』内にある『ボタニカルショップ』で開催されたフリーカを扱うイベントで講師を務めた山島丈明さんにうかがってきました。

■フリーカの美味しい食べ方

山島さんが推奨する“フリーカ”の基本の調理法は、フリーカ1カップに対して水2カップ、塩小さじ1/4を、鍋またはフライパンで10分間煮込むことだそう。沸騰したら弱火にしてフタをするのがポイントで、火を止めた後さらに5分ほど蒸らすとより美味しく炊きあがると言います。

次に紹介するのは、山島さん考案の“フリーカの腸活サラダ”。とても簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

【フリーカの腸活サラダ・レシピ】(2人分)

<材料>

・炊いたフリーカ・・・大さじ2

・きゅうり・・・1本

・ミニトマト・・・6個

・オレンジ・・・1個

・オリーブオイル・・・大さじ1

・レモン果汁・・・大さじ1

これらをお皿に盛り付けるだけで完成です。

サラダにしたり、スープにしたり、煮物に加えたり……、さまざま食べ方ができるフリーカ。タンパク質やミネラル、ビタミンB群も豊富なので、栄養バランスを整えるのにも役立ちます。

この夏は、フリーカ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。ただし、体に良いからと言って摂り過ぎはNG。一日の摂取目安は、1カップ程度です(小麦アレルギーの方は摂取を控えましょう)。

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【取材協力】

※ 山島丈明・・・JSA認定スーパーフードエキスパート・健康食品コーディネーター。健康食品業界にて主にサプリメントの商品企画から開発、販売までの業務経験があり、原材料の配合や食材の栄養素、法令表示に精通している。これまでの経験を生かし、2015年4月にスーパーフード商品を専門に取り扱う『スーパーフーズトレーディング』を開業。同年7月より代表取締役に就任。現在は世界各国のスーパーフード商材の開拓や、スーパーフードに関連する情報を発信しながら、スーパーフードの普及に努めている。