1週間後の7月30日は、土用の丑の日。栄養豊富なウナギを食べる人も多いのではないだろうか。実は、ウナギに含まれるコラーゲン量は、ふかひれ、ハモの皮部分に次ぐ第3位という調査結果もある。コラーゲンと聞くと、女性がお肌のために摂るものと思われがちだが、近年、コラーゲンは肌だけではなく関節にも有効であるという研究結果が報告されるなど、注目の成分。コラーゲンを多く含むウナギは夏バテ防止に加えて、関節などを丈夫にし、カラダづくりにも役立つ食材の一つといえる。そこで健康寿命を延ばすことを目標に活動する、キューサイ「100歳まで楽しく歩こう課」では、30代〜60代の男女824名を対象に、「コラーゲン摂取意識」について調査を実施した。

■コラーゲン、意識的に摂取している男性わずか13.8%

日常生活においてコラーゲン関連食品を意識的に摂取しているかたずねたところ、「積極的に意識して摂取している」「時々意識して摂取している」との回答が、女性平均35.7%に対し、男性平均は13.8%となった。また、性別世代別で、コラーゲンを意識的に摂取している人が最も少ないのは50代男性の10.7%、次いで60代男性の11.7%となった。女性はどの世代においても意識的に摂取している人が30%以上いるが、男性はいずれの世代においても意識的に摂取していない様子が明らかになっている。

コラーゲン摂取意識

■約4割がひざなどの関節に不調

今回の調査では「ひざなどの関節に不調を感じたことがある」人が、約4割に及んだ。またその人たちに「いつ頃から不調を感じるようになったか」とたずねたところ、40代までに不調を感じている人が67.6%となり、若い頃からひざなどの関節に不調を感じていることがわかった。厚生労働省の調査によると、介護が必要となる主な原因の1/4は「運動器の故障」といわれている。運動器は、骨・関節・筋肉・神経で構成されており、どれか一つが悪くなると体を上手に動かすことができなくなる。丈夫な足腰のためには、適度な運動・バランスの良い食生活が大切だ。

コラーゲン摂取意識

■3割以上がコラーゲンが関節に有効と認識

「コラーゲンは何に有効だと思いますか」という問いに対しては、男女ともに「肌」と答えた人が一番多く、男性の場合は、肌に次いで「関節」が第2位となった。コラーゲンの関節への有効性の認識は男女ともに30%を超えており、認知が広がりつつあることがうかがえる。男性は、コラーゲンが関節に有効であると約3割が認識しており、また、ひざや関節などの不調も実感しているにもかかわらず、意識的な摂取ができていないことがわかった。

コラーゲン摂取意識

■コラーゲンを効果的に摂取するためには〜京家政大学家政学部栄養学科 講師 重村泰毅先生〜

ここ10年間で、コラーゲンに関する研究が国内外で多く報告されています。それらの研究の中には、関節の状態が改善する事を臨床試験で証明し、コラーゲンを3〜4か月間毎日摂取した効果として報告されているものもあります。さらに、我々の研究ではコラーゲンを5g以上摂取すると体内に吸収されやすいことも分かっています。このように、毎日一定量のコラーゲンを摂取することが効果的と考えられます。コラーゲンは食べ物から補うこともできますが、毎日のメニューに取り入れることは容易ではありません。効果的な摂取方法として、コラーゲン成分を抽出した健康食品を上手に活用すると良いでしょう。特に、コラーゲンペプチドという小さい分子の形になっているものを選び、日常的に食事や飲み物と混ぜて一緒に摂ることは習慣化できますし、抽出したコラーゲン成分は、カロリーも気にならないのでおすすめです。

<調査概要>
調査時期:2016年6月13日(月)〜6月14日(火)
調査地域:全国
調査方法:インターネットリサーチ
調査主体:キューサイ株式会社「100歳まで楽しく歩こう課」
調査対象:30代〜60代の男女
サンプル数:824サンプル

文/編集部