3歳以前にわかる「自閉症」の子どもに見られる3つの特徴

写真拡大

生後数か月の赤ちゃん、一日中泣いていたり、激しく手足をバタバタさせたりしますよね。そんな様子に「うちの子大丈夫かしら?」と、時に不安になることもあると思います。

その一方で、「うちの子はあまり泣かないから、手がかからなくて楽」あるいは「バタバタすることもなくジッとしているから、騒々しくなくていいわ」というケースはないですか? 実はこのケースが、もし“自閉症”の兆候だとしたら……どうしますか?

そこで今回は、『家庭医学大事典新版 ホームメディカ』を参考に、3歳以前にわかる自閉症児に見られる特徴を3つご紹介します。

 

■1:自閉症とは?

3つの特徴の前に、“自閉症”とは何かについて確認しておきましょう。

自閉症は、“脳の認知機能”の障害が原因で起こると考えられています。一般的に3歳以前で明らかになり、保健所の乳幼児健診などで気づかれることが多いとか。

見たり、聞いたり、触ったりして得た知覚情報を処理する過程にトラブルがあることから、物事の全体的な意味や文脈の理解が悪く、部分や形、周囲との対比がはっきりした物が目に入りやすい傾向があると言われています。

また、注意力にも障害があり、一つのことに過度に集中して柔軟性を欠く傾向。そのため、パターンが変化すると激しく混乱し、パニックに陥ってしまうこともあるようです。

 

■2:わが子の様子をチェック! 自閉症児に見られる特徴3

前述のとおり、3歳以前に明らかになるという自閉症。親としては早く気づいてあげたいところですよね? 以下に3歳以下の自閉症児に見られる特徴のポイントを3つ紹介します。

(1)対人関係の障害

・ほとんど泣かず、ジッとしているため手間のかからない子と思われる

・あやしても笑わず、抱き上げてもしがみつこうとしない

・呼びかけても反応しない

(2)言語発達の障害

・ほかの子に比べて、言語発達が遅れている

・甲高い声、オウム返し言葉などの特徴がある

・模倣、身ぶりによる非言語コミュニケーションが独特で、一風変わった様子

(3)こだわりの強さ

・保育園などに通う際に、いつも同じ道順をたどることを強要する

・あるメーカーの特定の食品しか食べない

・ささいな変化に反応して、かんしゃく発作を起こすケースがある 等

乳児のときに「手のかからない、いい子」だと思っていたら、実は、自閉症だった……ということが少なからずあるわけですね。「言葉を話さないからわからない」ではなく、わが子の“様子”からつぶさにチェックするようにしましょう!

 

■3:親として、とるべき対応は?

それでは、実際に障害が見つかった場合、親としてどのように対応すればいいのでしょうか?

(1)保健所の乳幼児健診はかならず受ける

保健所の乳幼児健診などで判明することも多いそうなので、かならず健診を受けるようにしましょう。健診を受けることで、病気を早期に発見し、必要な治療につなげていくことができます。

(2)診察を勧められた場合、就学前に受診する

小児科医、児童精神科医の診察を勧められた場合、遅くとも“就学前”には受診させましょう。知能検査、脳波検査が必要となります。

(3)発育のサポート、教育的対応をしていく

現段階では、残念ながら根本的な療法はないため、発達に障害をもった子どもとしての発育のサポート、教育的対応をしていく必要があります。

小さい時期にかんしゃく・パニックを繰り返す場合、親は振り回され過ぎないことも大切です。泣いたり叫んだりしてワガママが通るという状態を習慣化させないことが、適応力を高めることにつながるようです。

 

以上、自閉症児に見られる特徴、親としてのとるべき対応をまとめましたが、いかがでしたか?

早期発見をしてあげることで、早期から適切な対応をとることができるといいます。少しでも「あれ?」と思うことがあったら、すぐに病院に相談に行きましょう。また、わが子のためにも乳幼児健診はかならず受けるようにしてくださいね。

(ライター 大宮つる)

 

【関連記事】

※ また失敗…「子どものトイレトレーニング」でママが陥りがちなNG行動3つ

思春期の子どもの行動が「精神疾患かもしれない」兆候5つ

精神的不安定になっちゃう!子どもの成長に「抱かない育児」がNGな理由

 

【Specialコンテンツ(PR)

※ 成績アップの秘訣は声かけと○○!親として用意したい「勉強する環境」とは

※ ウソ、痛くない!? 日本初「通い放題」の脱毛サロンが話題

※ たったこれだけ!? メラニンを防ぐ日焼けに負けない美肌の作り方

 

【姉妹サイト】

※ 親子揃って英語力アップ!おうちでできる「英語の勉強法」3選

※ 夫が「絶対許せない」妻の謝り方は…3位子どもをダシに使う、1位は

 

【参考】

『家庭医学大事典新版 ホームメディカ』(2008、小学館)

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

 

【画像】

※ altanaka / Shutterstock