22日、ロシアが組織的なドーピングを行っていた問題でロシア選手のリオデジャネイロ五輪出場が危ぶまれる中、韓国の複数のメディアが、新体操のソン・ヨンジェ選手など韓国選手のメダル獲得を期待する記事を報じた。写真はソン・ヨンジェ選手。

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2016年7月22日、ロシアが組織的なドーピングを行っていた問題でロシア選手のリオデジャネイロ五輪出場が危ぶまれる中、聯合ニュースなど韓国の複数のメディアが、新体操のソン・ヨンジェ選手など韓国選手のメダル獲得を期待する記事を報じた。

聯合ニュースは「ソン・ヨンジェ選手の現実的な目標は銅メダル獲得だった」ものの、ロシアの選手が出場しないとなれば「金メダルも夢ではなくなる」と伝えている。新体操界の世界ランクは現在ロシアの選手が1〜3位を独占しており、各国2人まで出場可能な五輪ではやはりロシアの選手が金・銀メダルを獲得、世界ランク5位のソン選手はベストの演技をしても銅メダル止まりというのが大方の見方だった。

記事はこのほか、レスリングのキム・ヒョヌ選手にも金メダルの可能性があるとしたほか、ロシアと同組に属する女子バレーや、女子ハンドボールでも「恩恵」が予想されると報道、さらに女子重量挙げのソン・ヨンヒ選手、テコンドーのイ・デフン選手にもメダルの可能性が高まるとした。

ロシア選手団のリオ五輪出場をめぐる国際オリンピック委員会(IOC)の判断は、24日のIOC理事会で出される予定だ。

こうした報道に韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、前のめり気味の論調をたしなめるような意見が多い。

「最近読んだ記事の中で一番笑えた」
「器が小さい。ロシアの選手であってもドーピング検査を通過した人は五輪に参加できるよう祈るのが筋だろう」
「それで金メダルを取ってうれしいか?」

「ロシアが出場できない中で金メダルを取ったとしても、そんなの“トン(くそ)メダル”だ」
「金メダルさえ取れればいいのか…プライドがなさ過ぎる」
「ロシア抜きの金メダルなんて本物じゃない。僕はキム・ヨナの銀メダル(ソチ五輪の女子フィギュアスケート。金メダルはロシアのソトニコワ選手だった)が本当の金メダルだと思っているよ!」

「実力によるメダルはとうてい無理ってことだね」
「ソン・ヨンジェはロシアの選手がいなくてもちょっと実力不足だと思う。金は東欧の選手が取るだろう」
「そんなことよりキム・ヨナの金メダルを返して」(翻訳・編集/吉金)