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ネオマーケティングはこのほど、「夏太り」についての調査結果を発表した。同調査は7月13日〜14日、全国の20〜69歳の男女1,000名を対象にインターネットで実施したもの。

「夏は太りやすい」ということを知っているか尋ねたところ、約4割が「知っている」と回答した。男性は32.0%に対し、女性は42.4%と高く、特に60代の女性の認知は約半数となっている。

実際に夏に太ってしまった経験があるか聞くと、全体では41.6%、男性は37.2%が「ある」と回答。また、女性は男性と比較して8.8ポイント高く、46.0%に経験が「ある」と答えている。

夏に太りやすい理由を知っているか尋ねると、24.6%が「はい」と回答した。性別で比較をすると、男性は21.2%なのに対し、女性は28.0%と男性よりも女性の方が夏に太りやすい理由を知っていることがわかった。

夏に太りやすい理由を知っていると回答した人に対し、その理由を聞いたところ、最も多い回答は「水分の摂(と)りすぎ」(72.0%)だった。次いで「運動量が減るから」(48.0%)、「室内にいる時間が長くなるから」(37.8%)、「夜食べる時間が遅くなるから」(17.9%)となっている。

他の季節に比べて、夏によく摂(と)っていると思う食べ物について聞くと、最も多い回答は「そうめんや冷やし中華などの冷たい麺類」(72.0%)だった。

夏に太ってしまった経験の有無で見ると、夏に太った経験がない人よりも夏に太った経験がある人が多く回答したのは「冷たい麺類」「アイスクリームやかき氷など冷たく甘いデザート」「ビール等のアルコール類」「カレー、牛丼、豚丼、うなぎ丼などの丼類」「油っこいメニュー」「サンドイッチや菓子パンなどのパン類」だった。

夏は他の季節に比べて三食しっかりと食事を摂れているか聞くと、「摂れていると思う」は29.9%にとどまった。「摂れていないと思う」「どちらかというと摂れていないと思う」を合計すると39.6%となっている。

三食しっかり「食事を摂れていない」「どちらかというと摂れていない」と回答した人に、しっかり摂れていなかった食事はいつか尋ねた。その結果、最も多いものは「朝食」(54.0%)だった。とくに夏に太った経験のある人の64.1%が「朝食」と回答している。

夏は他の季節と比較して運動をするか聞くと、全体で最も多い回答は「しない」(38.5%)だった。夏太りの経験の有無で比較をすると、「しない」と「どちらかというとしない」の合計は夏太り経験がある人は73.3%に対し、夏太り経験がない人は75.9%だった。夏太り経験の有無にかかわらず夏は運動をしないという人が多いようだ。

管理栄養士の麻生れいみ氏によると、夏太りは、夏だからこそ起こりうる「糖質中心の食生活」や「運動不足」などが深く関係しているという。

一般的には夏は運動不足の傾向が高まるとのこと。外気との温度差が少ないため、身体を36度の平熱に保つのに必要な基礎代謝も低くなる。また、暑くて体を動かすのが億劫(おっくう)になると活動量が低下し、エネルギーが消費されにくくなることも原因の一つとのこと。睡眠不足とエアコン使用による自律神経の乱れも、脂肪の代謝を悪くするという。

また、夏特有の糖質中心の食生活も夏太りの原因になりうることを指摘。「そうめんや冷やし中華などの冷たい麺類、冷たく甘いデザート、カレー、牛丼、豚丼、うなぎ丼などの丼類、サンドイッチや菓子パンなどのパン類などはその代表と言える食べ物です」と語る。

夏太り解消には、適切な水分補給を行いながら適度に運動する習慣は持つことが大切だという。「食生活については、その日の最初に摂る食事(ファーストミール)が、次の食事後の血糖値に影響を及ぼす"セカンドミール効果"に注目しましょう」と麻生氏。朝食に食物繊維が豊富なものを食べると、昼食での血糖値を下げる効果が期待できるとのこと。

(フォルサ)