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いよいよ日本での配信が始まった「ポケモンGO」。配信開始日の7月22日、昼休みの街中では、「ポケモンマスター」への道を歩み始めた大勢のビジネスマンの姿が観察された。

弁護士ドットコムニュース記者が向かったのは、裁判所や弁護士会館の近くにある東京・日比谷公園。官公庁などが密集する霞が関に隣接するだけに、昼休みになるとプレーを待ちわびた大勢の公務員や会社員の姿が見られた。

今の時代、歩きスマホ自体は珍しくないが、画面を見ながら、止まっては動くを繰り返している人がいれば、「トレーナー」の可能性が高い。ある男性(33歳)は、「一人だと恥ずかしいから」と同僚の男性とポケモン探し。「最初の『赤・緑』の時代にやっていました。久しぶりですけど、知っているポケモンばかりでテンションが上がっています」。15分ほどでディグダ、コラッタなど4匹を「ゲット」していた。

●「スマホのバッテリーがなくなっちゃうよ」

ITエンジニアの男性(33)は、ベータ版のテスターもしていたという。「最近、ゲームはやっていなかったんですけど、ポケモンなので応募しました。ベータ版では、卵を孵化させる機械が割と簡単に手に入ったんですけど、正規版だと課金になってて…。商売的にもうまくできてますね」。周辺を見ても、30歳前後の第一世代のプレイヤーが多い印象だ。

楽しんでいるのは日本人だけではない。近くのIT企業で働くフランス人の3人組も大のポケモンファン。子どもの頃から、ゲームやアニメでポケモンに親しんできたという。「配信が始まってないか毎日チェックしていた」「スマホのバッテリーがなくなっちゃうよ」などと笑顔。ちなみにプレーしていたのは、フランス語版。「日比谷公園は『Roucool』が多いよ」と言って、画面を見せてくれたが、どうやら「Roucool」とは「ポッポ」のことのようだ。日本とフランスではポケモンの名前が違うらしい。

ポケモンGOをめぐっては、配信前に海外でのトラブル事例が数多く報告されていた。国家公務員の男性(25)は、「何人かにぶつかりそうになって、確かに危ないなと思いました。バイブ機能とかを使って、なるべく画面を見ないようにしないとですね」。この後の仕事に支障はないのかと尋ねたところ、「動いていないと何も起こらないのでつまらないんですよ。仕事中は遊びようがないです」と苦笑いだった。

海外では不法侵入なども問題になっているが、その辺りの配慮はどうなっているのか。皇居まで足をのばしたという51歳の男性は「皇居の周りには『ジム』がなかった。その辺りにはかなり気を配っているのかなと感じました」とコメント。ただし、皇居周辺でもポケモン自体は出現するようだ。記者が皇居外苑まで足を運ぶと、スマホの画面には蛾のモンスター「モルフォン」が出現した。

すでに社会現象となっているポケモンGO。楽しいゲームだけに悲しい事故が起きないことを祈るばかりだ。

(弁護士ドットコムニュース)