その背景にはブラックドッグ・シンドロームという犬差別がある

私の愛犬はスキッパーキと言いまして肌の色以外は全てが真っ黒です。
愛犬を連れていらしたブリーダーさんがこんな事をおっしゃっていました。

『黒い犬は見た目で損をしてしまうんですよね・・・』

私は黒い犬が好きですので、どうしてなのかと思いながらブリーダーさんの言う事を聞いていました。
その内容は私にとって、とても後味の悪いものでした。

欧米では黒い犬が敬遠される傾向があるようです。
日本も欧米ほどではありませんが若干あるそうです。
保護犬の場合、ただ黒いと言うだけで引き取り手を見つけるのに大変苦労するケースが多いと欧米の保護団体が言っているそうです。
ましてや大型犬だったりすると尚更で、その現象にBBO(ビッグ・ブラックドッグ・シンドローム)と言う名称まで付いているとか・・・

通常、引き取り手が見つかる場合3~4ヶ月かかるのに対し、黒毛,老犬,病気の犬は1年もかかってしまうそうです。
その背景には【ブラックドッグ・シンドローム】という犬差別があるからだとブリーダーさんは言っておられました。

なぜ黒い犬は敬遠されるのか?

古代ギリシャ,エジプト,ローマ帝国などで黒い犬は死の象徴または悪魔の使いと考えられてていた様です。
また、『科学的根拠がないのに黒い犬は攻撃的なイメージもある』とも言っておられました。
日本でも黒は死の象徴になっています。
黒は不吉だとか縁起が悪いなどと言われていますよね。
スキッパーキも【黒い悪魔】と呼ばれています。
でも顔は悪魔の様に恐ろしくはありませんよ。

毛の色だけで差別されてしまう犬がいると思うと、黒犬が好きな私にとってはとても寂しい気持ちになりました。

黒犬が好きな人にとっては最高に魅力的

黒いわんこと言うのは、黒犬が好きな人にとっては最高に魅力的な犬なのです。
可愛さを求める方は明るい色を好みますが、格好良さを求める方はブラックの様な暗色系を好みます。
私もその一人で、犬種を決める前から毛色は黒と決めていました。
これは私の見解なのですが、大型犬にしても小型犬にしても神秘的であり強さを感じます。
その雄姿は黒い鎧を装着している戦士を思わせます。
女性は逆に可愛さを求めますので明るい色を好む方が多いのではないでしょうか。

黒いわんこには最大の弱点があります。
それは暑さに弱いと言う事です
黒は太陽の光を吸収しますのでその分暑がりなのです。
またダブルコートの犬種となると、熱が体に籠ってしまうため夏の暑さが大敵となってしまいます。
ですから夏の散歩は暑さ対策(我が家ではクールベストを使用)をして朝の5時に出かけます。

朝早く起きて規則正しい生活が送れますので健康になるのではないでしょうか。
私の場合ですが軽い風邪は引きますが、ここ9年は発熱した記憶はありません。

黒のイメージを逆手にとる

日本で黒いわんこと生活をされている愛犬家の方で、劣等感を持たれている方はいらっしゃらないと思いますが、もし劣等感を感じているのならそれを逆手にとる様にしましょう。
例えばわざと黒を引き立たせる服を着せたり、派手な首輪やハーネスを着けたりしたら如何でしょうか?
因みに黒が映える色はワイン,ゴールド,スカイブルー、などが良いと思います。
そうすると散歩中すれ違う人に注目されます。
その様にして劣等感を優越感に変えてしまいましょう。

また黒は商売上縁起物として扱われており、【空間に金運を招いて安定させるパワーがある】、または【黒字を招く】と言われいますので、商売繁盛の祈願用として【黒だるま】が売られているそうです。
ですから黒も捨てたものではありませんよ。

黒い毛色のわんこには手入れ次第で光沢を放つ犬種もあります。
太陽の光に照らされて光沢を放った黒い毛は芸術と言っても良いでしょう。

まとめ

外国は宗教に固執した国が多いので、黒を嫌う傾向は避けられないと思いますが、日本は外国の様に極端なブラックドッグ・シンドロームになって欲しくはありません。
これは根拠なき差別だと思います。
黒,白,茶でも、またどんな犬種でも可愛いわんこには変わりはありません。
こんな根拠なき差別が広まらない様に、私達の大好きなわんこのために注意したいものです。