『Maybe!』(小学館)

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 2016年7月19日(火)、第155回芥川龍之介賞と直木三十五賞が発表され、芥川賞は村田沙耶香の『コンビニ人間』(文藝春秋『文學界』2016年6月号)、直木賞は荻原浩の「海の見える理髪店」が受賞した。

 芥川賞を受賞した村田の最新作『魔法のからだ』が、6月16日(木)に発売されたファッションカルチャーマガジン『Maybe!』に掲載されている。

 主人公は、性に興味を持ち始めた、どこにでもいる中学生の女の子。友達や教室での会話を通じて、自分の性に対する考え方を見つめていく。“ふつう”の女子が一度は感じたことのある、性に対する「大切にしたい何か」とは一体何か?

 セックスすること、好きな人と一緒にいること、食欲を満たすこと、すなわち生きること。村田沙耶香というフィルターを通すと、私たちの世界は、突如、いびつで不器用なものに見えてくる。なかでも性愛表現は極上だ。生々しくて美しくてグロテスク。読みながら「げ、私、そんなことしてるんだっけ…してるな」と、自らの性行為と文章を頭の中で重ね合わせることができる。この不思議な多幸感は、村田ワールドでしか味わうことができない。

 さらに、きゃりーぱみゅぱみゅに次いで日本の女性タレント第2位のTwitterフォロワー数をもつ人気モデル・玉城ティナが、グラビア写真で小説のイメージを見事に再現。芥川賞受賞作品とあわせて、最新作もチェックしよう。

■『Maybe!』

発売日:2016年6月16日(木)

出版社:小学館

※掲載内容は変更になる場合があります。