【使って分かる家電のツボ】“家で焼肉”でも煙くない! ファン搭載の無煙グリル

写真拡大

高級焼き肉店での至福の時間は素敵だが、家族持ちは、なかなか子連れでそんなお店には行けない。そこで活躍するのが、家(ウチ)焼肉ができるホットプレートだ。

しかし、家での焼肉となると、煙くなる、油がはねて汚れるという問題がある。焼きながら食べることの多い家(ウチ)焼肉では、ダイニングスペースに煙が充満してしまい、キッチンの換気扇や、リビングのエアコンの換気機能をフルに使っても、焼肉の煙とニオイで部屋が凄いことになるのだ。

と、家(ウチ)焼肉で悩んでいるところに登場したのが、イーバランスの「ROOMMATE じゃんじゃん無煙グリル」だ。幅35.5cm、奥行き23cmの大きなグリルを搭載し、ダイヤルを回すだけで、簡単にグリルを加熱、食材を焼くことができる。

ホットプレートにファンとフィルターを搭載!

イーバランス「ROOMMATE じゃんじゃん無煙グリル」実勢価格1万9800円 イーバランス「ROOMMATE じゃんじゃん無煙グリル」実勢価格1万9800円

 

このグリルが面白いのが、煙を吸引するファンとフィルターが搭載されていることだ。つまり、焼肉グリル自体に換気扇が内蔵されているようなものと考えるとよさそうだ。

 

油はねや煙を逃がさないため仕組みのため、本体は大きめ。 油はねや煙を逃がさないため仕組みのため、本体は大きめ

グリル板を加熱するためのスイッチ。250〜475℃で無段階に設定できる。 グリル板を加熱するためのスイッチ。250〜475℃で無段階に設定できる

グリル板の奥側に煙を吸引するための穴がある。 グリル板の奥側に煙を吸引するための穴がある

 

早速、焼肉を楽しんでみよう。本体正面に配置されているダイヤルをMAXまで回して、グリル板を加熱する。しっかりと温まってきたら、お肉や野菜、シーフードなどを並べていく。グリルには傾斜があり、油などは中央の穴から落ちる仕様となっている。

このため、脂の少ない肉や野菜などを中心に焼いているときは、それほど煙は出なかった。カルビなどの脂の多い肉をグリルに並べるとさすがに煙があがってくる。そうなったときに、専用カバーをすることで、油はねを防げるのだ。

 

ファンを回すためのスイッチと電源ランプ。 ファンを回すためのスイッチと電源ランプ

グリル板を取り外したところ。ヒーターは広範囲に配置されている。 グリル板を取り外したところ。ヒーターは広範囲に配置されている

強力なファンとカバーの使い方がポイント!

ファンのスイッチを入れると、グリル後方のファンが回転し、肉から出ている煙を強力に吸い込んでくれる。すると部屋の中に煙が広がらないという訳だ。

焼肉やステーキなど、色々な食材を焼いてみたが、このガラス製のカバーとファンの使い方がこのグリルの肝だと感じた。

例えば厚みのあるステーキ肉や、魚介類などは、ふたをすることで、熱を閉じ込めて、しっかりと中にまで火を通すことができる。しばらくカバーをしていると、湯気で中の状態が見えなくなるが、そんなときはファンのスイッチを数秒つけるだけで、曇りがとれる。

専用の透明カバーが付属しており、煙りや熱を閉じ込めることができる。 専用の透明カバーが付属しており、煙りや熱を閉じ込めることができる

肉類や野菜などを並べたところ。一度に焼けるのは3〜4人分といったところ 肉類や野菜などを並べたところ。一度に焼けるのは3〜4人分といったところ

透明カバーで蒸し焼きに。ファンを回すと曇りはとれる。 透明カバーで蒸し焼きに。ファンを回すと曇りはとれる

 

ファンは脂身の多い肉を焼いたときなど、煙りが強く出たときにつけたい。ファンがかなり強力なようで、ファンを常用すると、グリル板の温度が下がってしまい、肉が焼けるのが遅くなった。また、焼いている肉の表面が乾きやすいのも気になる点。こまめにつけたり消したりするのが良さそうだ。

付属のグリル板にはリブがあるため、ステーキを焼いたときは、美味しそうな格子柄を付けることができた。これもフライパンとは異なる魅力的なポイントだ。

分厚いステーキも焼いてみる

格子状の焦げ目ができて非常に美味しそうだ。 格子状の焦げ目ができて非常に美味しそうだ

 

使い終わった後のメンテナンスも簡単だった。グリル板の左右には取っ手が付いており、冷めた後なら簡単に取り外すことができる。また、中央の穴から落ちた脂は、側面から取り付ける油受け皿に落ちているため、グリル板とこの油受け皿を洗うだけだ。

ただし、本体の吸引口の周りなどは油が付着するので、アルコールティッシュなどで拭いておくと衛生的だろう。

「ROOMMATE じゃんじゃん無煙グリル」は、本体サイズが幅48.5×高さ21×奥行き42cmと、同様のホットプレートのなかではちょっと大きめだ。また、最大消費電力が1200Wであるとおり、パワーはちょっと低めという印象だ。

ただし、加熱時に煙を吸い込むことができるのは他にはない機能だと言える。ウチ焼肉をしたいけど、煙が出ることに抵抗があるという方には選択肢のひとつになるハズだ。

(取材・文/コヤマタカヒロ

こやまたかひろ/エディター、ライター こやまたかひろ/エディター、ライター

PCやタブレット、スマートフォンなどのデジタルギアからオーブンレンジ、炊飯器、ロボット掃除機などの白物家電までカバー。実際に製品を使い、その体験を活かした原稿を手掛ける。スペックからは見えない使い勝手などを解説する。