白石咲華氏
一時105円台半ばまで急落した米ドル/円相場。日銀による為替介入も予測されているが、それもむなしく本格的な円高局面はこれから来る!? FXはもちろん、株、金、原油、ビットコインなど商品ごとの戦略を、今こそ練り直すべし!

◆異色の投資家が進めるビットコインでの円高対応

 円高の進行や米利上げと同じタイミングで暴騰してきたのがビットコインだ。

「ビットコインは通貨のひとつとしての認知を高めつつあります。『トランプ大統領が実現してドルの信任が低下すれば、ビットコインが暴騰するだろう』という人もいます。トランプはともかく、私も資産の20%をビットコインなどの仮想通貨に移しました」

 そう話すのはビジュアルバンドで活動しながら投資の収益で暮らす異色の投資家・白石咲華氏だ。ビットコインの将来性、どう見ているのだろうか。

「リーマンショックのような金融危機が起きると円が買われて円高が進みやすい傾向がありますが、今後は『円高・ビットコイン高』になると見ています。というのも、ビットコインは2100万枚までと発行量に上限が定められています。そのため、自国通貨の信認が弱い国の人にとってインフレリスクをヘッジする有望な手段となるからです」

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=102329

 数年前、ジンバブエでは10万%を優に超える超ハイパーインフレに襲われたことをご記憶の人も多いだろう。ジンバブエ人だったら「明日には紙切れになるかもしれないジンバブエドルはビットコインに換えておこう」と思って当然だ。今は難民でもスマホを持っている時代。ビットコインの入手は容易だ。

「根幹にあるのはグローバル化の進展により、既存の中央銀行システムが時代に合わなくなっているということ。各国が異なる通貨を採用し、それぞれの中央銀行が金融政策を通じて経済をコントロールしようとしても、これだけグローバル化が進んだ現代にあっては、もはや難しいのではないでしょうか」

 国境をまたいだ貿易の決済や出稼ぎ労働者の国際送金など、ビットコインの実利的なメリットに注目して利用する人は世界で着実に増えている。

「投資、投機のみならずビットコインの実需も増えていますし、マーケット規模が拡大すれば、価格も自然と上がっていくでしょう。

 チャートを見ても、’15年秋から着実に高値・安値を切り上げてきている。7月あたりにはビットコインの発行ペースが減少する『半減期』も到来します。年間に発行されるコインの量が、4年ごとに半分になるので、価格上昇が期待されます」

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=102328

 ビットコインの過去の高値は1200ドル。円高でも上がる「外貨」のひとつとして、ポートフォリオの一部に加えてみるのも面白いはず!

【円高投資3ヶ条】
・ビットコインの需要増で中長期的な上昇が濃厚
・トランプ大統領実現もビットコインを後押し?
・7月の半減期で短期上昇局面の到来も

【白石咲華さん】
ビジュアル系投資家。ビジュアル系バンドでボーカルを務める異色の専業投資家。資産の2割をビットコインで運用する。昨年から美容サロンの経営も。ツイッターは「@Saika_Shiraishi」

取材・文/高木 泰、加藤純平(ともにミドルマン)、池垣 完(本誌)松崎芳則(ミューズグラフィック)
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