スポーツで汗を流した後は、スポーツドリンクを飲むのが一般的だ。そのスポーツドリンクの中で人気を二分しているのが、ポカリスエットとアクエリアスだろう。

水分補給に効果的なポカリスエット、疲労回復に適したアクエリアス、という違いがあるとも言われている。しかし、いったいどちらが好まれているのだろうか。

Jタウン研究所は約1か月にわたって、「スポーツドリンクといえば『ポカリ』か?『アクエリ』か?」をテーマに、都道府県別のアンケート調査を行った(総投票数944票、2016年6月16日〜7月19日)。はたして、その結果は――。

実は売り上げではあっちが優位なんだけど

結果を見ると、「ポカリスエット」が568票(60.2%)、過半数というより3分の2弱が「ポカリ」派のようだ。「アクエリアス」は341票(36.1%)、3分の1強が「アクエリ」派だ。「その他」は35票(3.7%)だった。下の円グラフをご参照いただきたい。


「スポーツドリンクといえば『ポカリ』か?『アクエリ』か?」調査結果(Jタウンネット編集部)

都道府県別に見てみよう。各県ごとの最多得票を色分けすると、上のような日本地図になった。各地で接戦を繰り広げているとはいえ、「ポカリスエット」派のグリーンが、北は北海道から南は沖縄まで、ほぼ全国に広がっている。

東日本の各県では、「ポカリスエット」が優勢。秋田県と山形県を除く東北4県と北海道は「ポカリ」派だ。関東地方も「ポカリ」派が強いのだが、例外は群馬県と千葉県。理由は不明だ。甲信・北陸・東海など中部エリアも、「ポカリ」派のグリーンが目立っている。

一方、関西・中国地方には、「アクエリ」派のクリーム色が目につくようだ。滋賀・京都・兵庫・鳥取・島根と、クリーム色がベルト状に連なって見える。「アクエリ」派が存在感を示すのは、唯一この一帯だけと言えるかもしれない。

四国はほぼ互角、九州沖縄はやはり「ポカリ」派が優勢のグリーン地帯である。

こうやって全国を見渡すと、どこも熾烈な戦いが展開されてはいるとはいうものの、「ポカリ」派の勢いがかなり圧倒していると言えるだろう。


ポカリスエットとアクエリアス(写真は編集部撮影)

ところで、実際の売り上げはというと、近年はアクエリアスの方が実は優勢らしい。街を歩いていても、自販機などで目にするのはどうしてもアクエリアスが多い。

にもかかわらずのこの結果。記録に残るアクエリアス、記憶に残るポカリスエット、という言い方ができるかもしれない。