新生なでしこ、強豪スウェーデンに終盤の3失点で完敗《国際親善試合》

写真拡大

▽なでしこジャパンは21日、スウェーデン女子代表とカルマルのグルドファジェルン・アレナで国際親善試合を戦い、0-3で完敗した。

▽先月のアメリカ遠征ではアメリカ女子代表相手に1分け1敗とした高倉監督率いる新生なでしこが、リオデジャネイロ五輪に出場するスウェーデンとのアウェイ戦に臨んだ一戦。

▽なでしこはこれまでの主力の永里や熊谷、阪口らをスタメンで起用。そして増矢や佐々木、中里に村松といった代表経験の少ない選手たちを先発に抜擢した。

▽[4-1-4-1]の布陣を採用したなでしこはアンカーに熊谷、左サイドに永里、1トップに増矢を配置。そのなでしこはスウェーデンのサイドアタックに押し込まれる序盤を強いられたが、12分に決定機を演出。有吉のアーリークロスを受けたボックス右の増矢が胸トラップからシュート。しかし、枠を捉えきれず右サイドネットを揺らした。

▽その後、15分にアンデションにGK山下を強襲するシュートを浴びせられたなでしこだったが、右サイドの有吉と佐々木を起点に盛り返すと、20分にはボックス右へ抜け出した永里が決定的なシュートを放つ。これは枠の上へ外れたが、22分にも熊谷がミドルシュートでGKを強襲し、流れを引き寄せていく。

▽ハーフタイムにかけてはスウェーデンの攻勢を再び受ける展開となったが、何とか凌いで前半をゴールレスで終えた。

▽後半頭からスウェーデンは4選手を変更。大黒柱のシェリンを投入すると、開始30秒にそのシェリンに決定的なシュートを浴びせられ、前半同様になでしこは押し込まれる状況を強いられる。そんな中、56分に永里に代えて有町を投入したなでしこだったが、やはり劣勢を強いられると、66分にシェリンに自陣左サイドを崩され、セゲルに決定的なシュートを浴びせられた。

▽そこで69分、高倉監督は宇津木に代えて横山を最前線に投入。しかし流れを変えられずにいると76分、アスラニのダイレクトパスをボックス左で受けたシェリンにトラップからすかさずゴール左へ鋭いシュートを流し込まれ、先制を許してしまった。

▽その後も反撃に転じられないなでしこは86分、アスラニのスルーパスを受けたロルフォにボックス左へ侵入され、GK山下との一対一を決められてしまった。結局、追加タイム3分にも有吉の背後をスクーに取られてゴールを許し、完敗。高倉体制3戦目での初勝利はならなかった。