20日、南シナ海をめぐる仲裁判決が中国に不利な結果となり、中国内では判決を米国が支持したことで、米国ブランドのボイコット運動が発生している。

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2016年7月20日、南シナ海をめぐる仲裁判決が中国に不利な結果となり、中国内では判決を米国が支持したことで、中国の各地で米・ケンタッキーフライドチキン(KFC)のボイコット運動が発生し、中国のKFC店舗前で「食べたら売国奴」などと書かれた横断幕を掲げた抗議活動が行われた。

さらに、12日には遼寧省大連市の地下鉄車内で、米・ナイキのシューズを履いた男性が見知らぬ男から暴力を受ける事件が発生している。

中国メディアの報道によると、赤い服を来た男性Aはナイキのシューズを見ると、「この売国奴め!。なぜナイキを履いている!」と乗客の男性Bを怒鳴りつけた。これには男性Bも堪忍袋の緒が切れ、ついに2人は激しく殴りあう事態に発展した。男性Bの恋人は周りに助けを求めたが仲裁に入る人は現れなかった。

このトラブルにネットでは、「ナイキの靴を作っているのは中国人で、履いているのも中国人だ。怒りを同胞に向けるのは間違っている」と批判する声が寄せられている。(翻訳・編集/内山)