Doctors Me(ドクターズミー)- 大切なパートナーと読んでほしい。重症化すると危ない「淋病」について知ろう。

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Doctorsmeのコラムを読んでいただいているかたの周囲でも、性病にかかってしまったかたがいるのではないでしょうか。
性病は他人事ではなく、どんなかたでも感染するリスクがある危険性があります。

その性病の中でも最も頻度の高い病気が今回説明していく「淋病」です。医師に解説していただきました。

「淋病」とはなんですか?

「淋病」は淋菌という細菌の感染による性感染症として我々の体に入ってきます。

基本的には性器での感染症であり、治療としても抗生物質による高い治癒率を認めているためしっかりと直すことのできる病気ではあります。

淋病を放置することによって、髄膜炎などのように、非常に重症な感染症へと移行してしまうこともあることが注意すべき点です。

「淋病」はどのような経路で人体へ感染しますか?

淋菌という細菌は、患者の粘膜から離れると数時間で感染性を失い、乾燥や温度の変化、消毒剤などですぐに死んでしまう弱い菌です。

基本的に淋菌の存在する場所と直接粘膜が接することによって、人から人へとうつっていきという経路を取ります。

最近の報告では性風俗店でのオーラルセックスによって、女性から男性へと感染する割合が「淋病」の中で最多の割合を占めているようです。

「淋病」に女性が感染した場合、どのような症状が出ますか?

女性の「淋病」はあまり症状がないことが特徴で、軽度の尿の混濁を見ることや弱い排尿時痛が認められることがあります。
子宮頸部に次感染することもあり、その場合には粘液が膣から出現することもあります。

また、将来的に不妊の原因となることもあるため、妊娠を考慮する年齢の女性は検査をして陰性を確かめておくこともよいでしょう。

「淋病」は男性が感染した場合、どのような症状が出ますか?

男性の「淋病」は尿道に感染し、尿をするときに強い灼熱感のような痛みや残尿感を伴ったり、尿道から白い排膿をするといったことがあり、重度の場合には発熱をともなうこともあります。

「淋病」ではどのような治療が施されますか?

「淋病」は初発の症状としては膀胱炎のような、排尿時違和感や残尿感といったことで出現することが多く、その前1週間ほどで性交渉しているのであれば医療機関受診をしましょう。

もし感染していた場合には抗生物質の治療で、数週間で一般的には治療が終了します。

「淋病」についてアドバイスをお願いします。

「淋病」を放置することで男性は再度女性に感染させてしまい、最終的には女性の不妊の大きな原因となってしまいます。
パートナーが治ってもうつしあってしまうため、しっかりとした治療を進めます。

「淋病」は性病の中でも最も頻度の多い病気ですので、どなたも他人事ではありません。
性交渉(オーラル含む)の後に尿道の違和感は淋病のサインかもしれないと記憶にとどめておきましょう。

(監修:Doctors Me 医師)