20日、米国が在韓米軍の弾道弾迎撃ミサイル発射装置の追加配備を検討している。資料写真。

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2016年7月20日、米国が在韓米軍の弾道弾迎撃ミサイル発射装置の追加配備を検討している。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

英軍事誌ジェーン・ディフェンス・ウイークリーによると、韓国政府関係者は「標準的なシステムはTHAADミサイル48発で構成されるが、北朝鮮は弾道ミサイルを1000発保有しているとされ、これではまったく不足している」と指摘。「北朝鮮の弾道ミサイル1発を打ち落とすのに、THAADミサイル2〜3発を要する。(米国側の)結論としては、防御力を高めるには発射装置を追加配備する必要があるということだ」と話したという。

また、追加される発射装置はより非武装中立地帯に近い場所に配備され、北朝鮮のミサイルに対応しやすくなる可能性があるとしている。専門家の間では、慶尚北道星州郡に配備されるTHAADミサイルシステムでは十分な防衛ができないのではないかとの懸念もあった。

しかし、韓国の国防安全フォーラムの専門家は、「1000発ものミサイルを同時に防御することは考慮しなくていい。北朝鮮の共産主義政権は短距離弾道ミサイル・スカッド、中距離弾道ミサイル・ノドンの発射装置を約100基保有しているが、同時に運用できるのはその半数程度でしかない」と指摘している。(翻訳・編集/岡田)