島本理生『ナラタージュ』松本潤&有村架純で映画化

写真拡大

 高校教師と元教え子の禁断の恋を描き話題となった小説『ナラタージュ』が、松本潤と有村架純をキャストに迎えて映画化されることが決定した。多くのファンを抱える同作が豪華キャストで映画化されるとあり、「ナラタージュ映画化ってマジ!? しかも松ジュンと有村架純って、楽しみすぎて震える〜」「気になって読んでみたらメチャ切ない! 映画も期待できそう!」「キャスト、監督、もちろん原作も、驚くほど最高のものが揃ってる…見るっきゃない!」と喜びの声があちこちで上がっている。

 『ナラタージュ』の原作者である島本理生は、2003年に複雑な家族の形と、その中で過ごす主人公の青春のありようを描いた『リトル・バイ・リトル』で「第25回野間文芸新人賞」を史上最年少で受賞。また同年、文芸雑誌『群像』10月号に掲載した『生まれる森』で「第130回芥川賞」の候補作に選ばれるという輝かしい実績を持つ。そんな島本が若干20歳で執筆し、2005年2月に発売された恋愛小説が『ナラタージュ』だ。

 物語は、大学2年生の春、主人公・工藤泉のもとに高校時代の演劇部の顧問・葉山貴司から電話がかかってくる所から始まる。高校時代、学校に馴染めずにいた泉を助けてくれた葉山から、演劇部の後輩の為に、卒業公演に参加してくれないかと誘われる。卒業式の日の葉山との誰にも言えない思い出を胸にしまい、彼を忘れようとしていた泉だったが、一年ぶりに再会し、押さえていた気持ちが募っていく。叶わないとわかっていながらも、それでも抑えきれない葉山への恋心。葉山もまた泉への複雑な感情を抱えていた。やがて、大きな事件が起こり、ふたりの想いがぶつかりあったとき、それは痛みすらも愛おしい、逃れることができない恋となっていた―。

 同作は発表と同時にスキャンダラスな内容が話題となり、23万部を超えるベストセラーに。また2006年版「この恋愛小説がすごい」第1位、「本の雑誌」が選ぶ“2005上半期”第1位、「第18回山本周五郎賞」の候補に選ばれるなど、名実ともに傑作の仲間入りを果たした。

 読者は「風景描写が美しく、静かで流れるようなプロットに吸い込まれてしまう」「自分の幸せより相手の幸せを優先し、その結果すれ違ってしまう過程がものすごく切ない!」「落ち込んだ時や、何もかも嫌になったとき、必ず手に取りたくなる1冊」「私の中では恋愛小説の傑作の1つです!」と絶賛の声を上げた。

 そんな同作が映画化され、2017年の秋に全国ロードショーとなる。キャストは葉山役を嵐の松本潤、工藤役を有村架純が演じる。この豪華キャストの共演に「ナラタージュがこの2人って、なんて奇跡的な組み合わせ」「美しい物語を美しい2人が演じる…素敵すぎるわ!」「え、松本潤と有村架純が禁断の愛に溺れるとか、見ないわけにいかないじゃん!」と世間は大興奮のようす。

 また、監督を「世界の中心で愛をさけぶ」や「きょうのできごと」、「ピンクとグレー」といった作品で多くの映画ファンの心を掴んできた行定勲が担当。「行定監督なら間違いない!」「恋愛の切なさや人の心の機微を描かせたらピカイチの監督! ナラタージュが行定監督で映画化なんて楽しみ」と期待の声で溢れている。

 行定監督は、長年にわたり同作の映画化を希望していたということで「心憂い男と女の深淵を描いた島本理生さんの原作小説を手にして十年、念願の企画が始動します。不確かな愛に揺れる二人を松本潤さんと有村架純さんに狂おしく演じてもらうことに私自身、胸が高鳴ります。恋することがこんなに辛いのならしなければよかったと思えるような、恋愛映画の金字塔を目指してスタッフ・キャスト一丸となって挑みたいと思います」と作品に対する並々ならぬ思いを語った。

 また松本は出演に際して「有村さんと一緒に、清らかであるのと同じ程、苦しい心模様を表現していきたいです。キャスト含む、全スタッフ一丸となって頑張ります」とコメントを寄せ、有村も「この作品は普遍的な愛を描いていきます。大人とか子供とか関係なく一人の女性として一人の男性に愛を注いでいくのですがそのとても繊細な恋愛模様を大切に大切に演じていきたいと思います」と作品に真摯に取り組む気持ちを明かしている。

 そして原作者の島本は「私にとって『ナラタージュ』は、思春期の恋愛のすべてを書いた小説でした」「刊行から十数年経った今、行定監督の手によって、最高のメンバーで映画化するとの知らせを受けて、大変興奮しています」と映画化の喜びを伝えている。

 多くの熱いファンから支持を受ける最高のラブストーリー『ナラタージュ』が、豪華キャスト、実績のある監督で映画化されるとなれば見ない手はないだろう。2017年秋の公開を前に、原作を読み返して感動を蘇らせるのもいいかもしれない。

■映画「ナラタージュ」

公開:2017年秋

原作:島本理生

監督:行定勲

脚本:堀泉杏

出演者:松本潤、有村架純 ほか

企画プロデュース:小川真司

■『ナラタージュ』

著:島本理生

発売日:2008年2月23日

出版社:角川書店