台湾で大陸との融和を進めていた国民党に代わり、独立も視野に入れる民進党が政権を握った。大陸との関係冷却化が取りざたされる一方で、観光分野をはじめとする日本との交流や協力が深まりつつある。もともと台湾には「哈日族」と呼ばれる日本に興味を持つ若者が多く、現地では「台日友好」という言葉にしばしば触れる。(イメージ写真提供:123RF.COM)

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 台湾で大陸との融和を進めていた国民党に代わり、独立も視野に入れる民進党が政権を握った。大陸との関係冷却化が取りざたされる一方で、観光分野をはじめとする日本との交流や協力が深まりつつある。もともと台湾には「哈日族」と呼ばれる日本に興味を持つ若者が多く、現地では「台日友好」という言葉にしばしば触れる。

 台湾メディア・東森新聞雲は19日「台日友好はウソだ! 日本人は実は台湾人をマナーが悪いと思っている」とする記事を掲載した。記事は「台日友好」を口にする台湾人が多いとする一方で、台湾のあるネットユーザーがFacebook(フェイスブック)上にて「実は日本人は台湾人に対してネガティブなイメージを持っている」ことを紹介していると伝えた。

 このユーザーは、日本の検索サイトで「台湾人」と入力すると「マナー 悪い」といったキーワードが導かれるとしたほか、「げっぷをする」、「交通ルールを守らない」、「衛生習慣がひどい」、「ビンロウの噛み汁を吐く」、「夜市の屋台で、お金や汗を触った手で食べ物を扱う」、「他人のことを考えない」といった印象を日本人に持たれているとしている。

 記事は、このユーザーが「それでも台湾人が日本で大陸人より歓迎される理由」について、「われわれは韓国をライバルとし、中国とも仲良くできない。台湾を持ち上げて対抗するほかない」という、ある日本のネットユーザーの意見を引用したことを紹介した。

 そして、この意見に対して他のネットユーザーからは「本当のことを言う人がいるんだな。台湾人は自惚れているのだ」、「公徳心が低い台湾人」という賛同意見が出る一方で、「実際、台湾人は大陸人よりはるかにいいではないか」、「日本にだって汚いトイレはあるし、地下鉄駅も台湾ほどきれいじゃない」と反発するユーザーもいたことを伝えた。

 日本が隣国との関係から台湾との仲が良いのか、別な理由から良好な関係を築いているのかについてはさまざまな意見があることだろう。ただ、日本において台湾の気候風土や文化、食べ物、そして台湾人のおおらかで明るい性格に好感を抱き、「台湾に行ってみたい」と思っている人が数多くいることは間違いない。自惚れはいけないが、だからと言って必要以上に卑下することはないだろう。これからも、ますます多くの日本人が台湾を訪れるはずである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF.COM)