最大6人参加のVRアトラクション「ZERO LATENCY VR」が日本上陸、ゾンビ掃討作戦を体験

写真拡大

10月13日に発売予定の「プレイステーションVR」が家庭用バーチャルリアリティ(VR)デバイスの決定版ならば、アーケード用のVRアトラクションの決定版は「ZERO LATENCY VR」(ゼロ・レイテンシー・ヴィーアール)」になるかもしれません。

ZERO LATENCY VRは7月23日にセガ・ライブクリエイションが東京ジョイポリス(東京台場)に導入するVRアトラクション。体験するには東京ジョイポリス入場料に追加して、1800円(税込)が必要です。予約サイトはこちら。

世界初のフリーローム(Free-roam、一本道ではない自由度の高いゲーム)と6人同時プレイが可能で、アーケード用の多人数参加型としては現在のところ世界最高峰のVR体験を演出してくれるコンテンツとアトラクションです。一般公開に先んじて、メディア向けの体験会を開催。筆者もさっそく体験してきました。

ZERO LATENCY VRはオーストラリアのゼロ・レイテンシーが開発したVRアトラクションです。

プレイヤーはヘッドマウントディスプレイ、ヘッドフォン、VRシステムを装着することで、何もない空間(今回は16.8×16.8メートル=約282平方メートル)にVRゲーム空間が広がり、その空間で6人が同時に参加し、全身を使ってゲームを体験できます。

すでに2015年、オーストラリアのメルボルンにて約1年間「β版」営業を実施。その圧倒的な没入感によりSNSを中心に話題が広がり、現在入場の予約が困難なほど大ヒットを記録しています。

プレイフィールドには格子状のマーカーと天井には各プレイヤーの位置を把握するセンサーシステムを配置

本来であれば、セガは常にアーケードゲームを舞台に新しいチャレンジとテストを行い、アトラクションを創造してきました。今回のようなVRアトラクションであればセガが先陣を切るところかも知れませんが、名よりも実をとったと思われるゼロ・レイテンシーとの提携はセガの新しい業態のひとつかもしれません。

第1弾のアトラクションは、シューティングゲーム「ZOMBIE SURVIVAL」(ゾンビサバイバル)です。このアトラクションは東京ジョイポリス専用に開発したものです。

舞台はゾンビの大群に襲われ壊滅的被害を受けた街。残された住民を救出するため、総司令部がゾンビ掃討の救出チームを街に送り込むというストーリー仕立てです。プレイヤーのミッションは、通信で総司令官の指示に従い、救出拠点を守り抜くこと。迫りくるゾンビを撃退し、救出計画を成功させることにあります。

プレイヤーは、6人1組のゾンビ掃討チームのメンバーとして協力。VR空間を自由に動き回り15分間のプレイ時間内に迫りくるゾンビを掃討し帰還するというシナリオです。

ヘッドマウントディスプレイとヘッドフォンを装着し、自身の位置をセンシングするバックパック状のベストを着用します。このバックパックとVR空間の梁に巡らされた80個のキャプチャーシステムがシンクロし、プレイヤー同士の位置関係、ゾンビの出現などを計算し演出を図っているようです。

プレイヤーはそれぞれナンバリングした所定の位置に着きますが、ゲームが始まるとかなり移動をしているのがわかります。ちなみに私は下の写真の「×」位置からスタートしましたが、最終的には空間の奥の方まで移動していました。ゲーム空間内ではエレベーターで上階へ移動が可能です。このエレベーターの移動感も絶妙なリアリティがあります。

事前のアトラクション説明に15分、実際のVRアトラクションプレイに同じく15分という30分間のアトラクションになっています。ただ、どこから現れるかわからないゾンビを待ち受け、ビームガンで対抗します。このビームガンの操作方法が「小型自動銃」「ショットガン」「スナイパー銃」「中型自動銃」の4種類あり、リロードにはガングリップ下のリロードボタンを押す、ショットガン仕立てのポンプ部分を引くというアクションが必要です。このあたりはやってみて始めて理解できる部分もあり、初めてプレイするユーザーは戸惑うかもしれません。

肝心のフリーロームシステムに関しては他のプレイヤーとの位置関係を常にセンサーが感知し、プレイヤー双方が近づきすぎるとVRモニター内に「接近注意」のアラートが出現します。これによりプレイヤー同士の衝突を回避できます。6人チームで次から次へと出現するゾンビ撃破するためには体力的にはかなり消耗するため、10分間くらいの体験時間がベターでしょう。しかし、サバイバルゲームを体験したことのあるプレイヤーならばすぐに慣れるかもしれません。

この夏、お台場はすでに体験開催中のバンダイナムコエンターテインメントのVR ZONE「Project i Can」、フジテレビ「お台場夢大陸」そして、極めつけは東京ジョイポリス「ZERO LATENCY VR」、現在体験できるVRの自由空間がお台場に集結しています。暑い夏を、熱いVRアトラクションで体感してください。