SpaceX、Falcon Heavyのロケット3本同時回収を計画中。ケープ・カナベラルの着陸用パッド増設を申請

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SpaceXが、ケープ・カナベラル空軍基地にあるロケット発射場に、着陸用パッド2か所の増設を計画しています。現在は政府に承認を求めている段階で、認められれば現在開発中のFalcon Heavyが使う3本のロケットを同時に回収することが可能になります。Falcon Heavyロケットは中央にFalcon 9ロケットを配置し、それを挟みこむようにFalcon 9の1段目ロケット2本をブースターとして連結する構成。約54トンの機材を高度2000km以下の地球低軌道(LEO)へ、約21トンを人工衛星などの投入に使う静止トランスファ軌道(GTO)へと送り込める、非常に強力な"Heavy Lifter"です。

SpaceXが着陸パッド増設を求めるのは、Faclon Heavyのロケットを3本ともまとめて回収するため。SpaceXは7月18日にもFaclon 9第1段目の地上着陸を成功させており、もしパッドを増設できれば、一度に3本のロケットが着陸するという「どこのSF映画だよ」なシーンが展開されることになります。
 
ただ、Falcon Heavyは2016年内にも最初の打上げ試験を実施する予定で、いま承認が降りたところでこれからパッド増設の準備をしていたのでは間に合うかどうかわかりません。SpaceXはFalcon Heavyの最初の打上げは、これまで何度も試してきた海上の無人船への着陸になるかもしれないとしています。

我々としては地上だろうが海上だろうが、一挙に3本ものロケットが降りてくるかなり壮観な風景をを早く見てみたいところです。

ただ、もし海上着陸となった場合は無人船"Of Course I Still Love You : OCISLY"も3艘(1本は地上に着陸するなら2艘)は用意されるはず。とすれば、どれがどれを愛してるのかがややこしくなるかもしれません。