「現代は時間との戦い」というキャッチコピーで人気を博したクイズ番組「クイズタイムショック」が放送開始したのは1969年のこと。それから約半世紀、日本人はなおも時間との戦いを続けている。その戦いぶりは、時間に対する神経質なまでの正確さにも表れるが、中国人をはじめとする外国人にとって日本人の時間に対する厳しさは、非常に奇異に映るようだ。(イメージ写真提供:(C)123RF.COM)

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 「現代は時間との戦い」というキャッチコピーで人気を博したクイズ番組「クイズタイムショック」が放送開始したのは1969年のこと。それから約半世紀、日本人はなおも時間との戦いを続けている。その戦いぶりは、時間に対する神経質なまでの正確さにも表れるが、中国人をはじめとする外国人にとって日本人の時間に対する厳しさは、非常に奇異に映るようだ。

 中国メディア・光明網は19日、「日本にやってきて中国人がはじめて分かること」と題する記事を掲載した。その中の1つとして、「時間第一」であることが紹介されている。記事は「日本人の仕事時間に対する概念は、電車の時間と同様に正確だ。何時に何をする、といった綿密な計画を事前に提出し、その計画通りに実行しなければならない」と説明。例えば海外出張であれば、1カ月前から「いつどの企業を訪れるか」を計画し始めなければならないとした。

 また、「午前9時に起床、ホテルを出て10時に1件目のアポイント。その後昼食を取り、午後1時に2件目のアポイント」といったように、行動計画を時間単位で計算する必要があるとも紹介。上司の命令のもとでスケジュールを組みつつ「中国だったら1カ月前に相手にアポイントを入れるなんて正気ではない。しかも道路が激しく渋滞しているから、時間通りに目的地に着くことなど保証できない」と文句を言いたくなるものの、「これらは日本人にとっては単なる言い訳に過ぎないのである」と説明した。

 時間への正確さについては、小さい頃からそのように教育され、生活されてきた多くの日本人にとっては「それが当り前」であり、むしろ時間にルーズであることに対して「信じられない」という印象を持つ。決してそれだけではないが、時間への厳しさが日本の高度成長や技術力、競争力の向上を実現する一因となったことは否定できないのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)123RF.COM)