夏は開放的な気分になり、アウトドアやビアガーデンなどで飲酒をする機会も増える。一方、罰則が強化されているにも関わらず、それでも「自分は大丈夫」と考えて飲酒運転する者がなおも後を絶たない。そして、飲酒運転は日本だけでなく、台湾でもしばしば問題となるようだ。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 夏は開放的な気分になり、アウトドアやビアガーデンなどで飲酒をする機会も増える。一方、罰則が強化されているにも関わらず、それでも「自分は大丈夫」と考えて飲酒運転する者がなおも後を絶たない。そして、飲酒運転は日本だけでなく、台湾でもしばしば問題となるようだ。

 台湾メディア・聯合新聞網は18日、勤務中の警察官が酒に酔って無免許運転していた女の自動車にはねられて右足を切断する事件が発生ことを報じるとともに、台湾のネットユーザーから日本を見習って飲酒運転の罰則を厳しくするよう求める怒りの声が噴出したとする記事を掲載した。

 記事は、16日に新北市の蘆州警分局に所属する警官が勤務中、猛スピードでやってきた車にはねられて両足を粉砕骨折し、右足の膝から下を切断する重傷を負ったと紹介。車を運転していたのが無免許の女で、しかも酒に酔っていたことが発覚するも、女は取り調べの後10万台湾ドル(日本円で約33万円)を支払って保釈されたと伝えた。

 そのうえで、台湾のネットユーザーから「台湾と日本との飲酒運転に対する罰則には天地ほどの差がある」とし、日本ではたとえ原付バイクであっても乗用車同様に扱われるほか、車両や酒類を提供した者、同乗した者まで一緒に罰せられることを紹介。さらに、飲酒運転により一たび免許が取り消しになれば再び免許を取得するのは非常に難しい状況になるとされ、台湾でも厳しい罰則を設ける必要性が訴えられたことを報じた。

 飲酒運転関連の重大事故が相次ぎ、市民からの怒りの声や要望が高まったことも相まって、日本では飲酒運転の罰則強化に至った。今回の事件発生を受けて、新北市長は被害者を見舞うとともに警察局に対して取り締まりの強化徹底を要求したが、それだけでは不十分だろう。政府は罰則の強化に向けた動きを加速しなければ、ネット世論のみならず市民の怒りの声はますます強まるはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)