インドでは常識?

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インドのECサイトFlipkartで配達を担う青年が仕事中にiPhoneを盗みだし、逮捕されました。盗まれたiPhoneの数は12台を越えるようです。The New Indian Expressが報じるところによると、犯人はチェンナイのB Naveenという21歳の青年。青年は1台のiPhoneを彼が配達を行っている範囲内から注文し、ニセの住所に配送しました。その際、彼はiPhoneを中国のニセモノのiPhoneと交換。そして、「カスタマーが不満を抱いている」とクレームをつけてニセモノのiPhoneを卸売店に送り返しました。彼はその行為を繰り返し、多くのiPhoneを手に入れていたのです。なんてずる賢いことか!青年が逮捕されるに至ったきっかけは、一台のカメラ。彼は、iPhoneをニセモノのiPhoneと取り替えているときに卸売店の隠しカメラの存在に気づきました。そう、FlipkartはiPhoneが何個も送り返されていることに異変を感じ、水面下で調査を初めていたのです。

■ 犯行原因は借金返済のためか

青年が盗んだiPhoneはかなりの数。しかし、iPhoneをたくさん持っていても使いみちがありません。なぜ青年はこれほど多くのiPhoneを盗んだのでしょうか。逮捕後の尋問によれば、青年はカレッジでの贅沢な生活ゆえ借金を負っていたそうです。そのため、盗まれたiPhoneは借金の返済にあてがわれる予定だったのでしょう。青年によって盗まれたiPhoneはすべて警察によって差し押さえられました。それらの値段は50万ルビー(約75万円)を越えると言われています。インドでのiPhone1台の値段は、大卒初任給2ヶ月分に匹敵します。インドでiPhoneを持ち歩くこと自体が、札束を財布に入れずに持ち歩くことと同様と言っても過言ではありません。インドにおけるiPhoneは、それほど高価なものなのです。

(著:nanapiユーザー・mekds 編集:nanapi編集部)