中国で続発するケンタッキーボイコット、小学生使ったやらせまで登場―中国メディア

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で19日、滕州市の小学生の集団が教師の引率の下、中国の地図が描かれたおそろいのTシャツを着用し、KFC店舗前で「中国万歳」「米国製品ボイコット」などと大声を上げたとする情報が繰り返し転送され、注目を集めた。だがその後、この情報の発信元は「見出しに誤りがあった」などとした上で、関連ツイートを削除した。
記事によると、今回の騒動は小学生などを対象とした補習塾による「やらせ」だったという。市当局の調査に対し、塾の責任者は子どもたちのやる気を引き出すため「中国万歳」「中国頑張れ」「われら中国を愛せ」などのスローガンを叫ばせたことを認めた。
この責任者は「ネットで拡散されていることを知り、ひどく後悔している」などと話している。(翻訳・編集/柳川)