中国人をはじめとする外国人の間で、ヘルシーかつ繊細な日本料理が注目を集めている。2013年には「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、関心はさらに高まるばかりだ。一方、「地元民」である日本人の中ではエスニックな料理に食指を伸ばす人が増えている。(イメージ写真提供:123RF) 

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 中国人をはじめとする外国人の間で、ヘルシーかつ繊細な日本料理が注目を集めている。2013年には「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたこともあり、関心はさらに高まるばかりだ。一方、「地元民」である日本人の中ではエスニックな料理に食指を伸ばす人が増えている。

 中国メディア・今日頭条は18日「『香菜』に魅了された日本人のハマりっぷりがすさまじい」とする記事を掲載した。「香菜」とは、あの好き嫌いがハッキリと分かれる東南アジアの香辛料、パクチーの事である。記事は、「パクチーばかりを食べる行為は、胸の上で巨大な石を砕くのと同じほど勇気のいる行為」としたうえで、近年のタイ・ベトナム料理ブームに乗って、日本でパクチーブームが起きたと紹介。パクチーに魅了されてしまった日本人の、パクチーに対する愛好ぶりが異常なレベルになっていると伝えた。

 その証左として、日本で今パクチー専門のレストランがどんどん出現していることを紹介。ある店は「ノーパクチー、ノーライフ」を標榜してパクチー愛好者から「聖地」として崇められ、別の店ではパクチーを4キログラムも使った巨大ラーメンが提供され話題を集めているとした。

 さらに、日本人の「パクチー愛」ぶりはもはやレストランに留まらず、パクチー味のインスタントラーメン、ポテトチップス、アイス、ビスケット、スープといった食品が続々登場、すぐに売り切れるほどの人気を誇っていると説明した。記事は最後に「懐石料理だの、寿司だのと言われるが、日本にやってきたら丼いっぱいのパクチーを食べることこそホンモノなのだ」と締めくくっている。

 パクチーは、本当に「好き」か「嫌い」かのどちらかに二分される食材の代表格と言える。ダメな人はスープに1枚でも浮いているだけで「料理がカメムシ臭い」と強い拒絶反応を示し、好きな人は山盛り食べないと気が済まない、という極端ぶりだ。パクチーは「中国パセリ」とも呼ばれるように、中国で一般的に食べられる食材だ。普通に食べるゆえに、日本での一部愛好家によるパクチーブームは奇異に映るのだろうか。そして、好きな物をとことんまで突き詰めるような愛好家の姿勢には「ああ、やっぱり日本人だな」という感想を抱くのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)