19日、韓国メディアによると、韓国の従軍慰安婦を描いた映画「鬼郷」が日本の13の都市で巡回上映されることになった。写真は中国・南京市利済巷の慰安所旧跡陳列所。

写真拡大

2016年7月19日、韓国・日刊スポーツなどによると、韓国の従軍慰安婦を描いた映画「鬼郷」が日本の13の都市で巡回上映されることになった。

「鬼郷」は実話を基に韓国の従軍慰安婦を描いたとされる映画。02年の構想開始から紆余(うよ)曲折を経て14年後の今年ようやく韓国公開にこぎ着け、韓国ではこれまで350万人以上を動員するヒットとなっている。こうした韓国での反響を受け、在日コリアンが中心となった人権団体が日本での上映を進めたという。しかし日本の配給会社を通じての正式公開はならず、地域の映画館や文化センターを利用した巡回上映となる。上映会は7月21日の東京を皮切りに、日本の13都市で行われる予定だ。

日本での上映会すべてを見届ける計画という監督の趙廷来(チョ・ジョンネ)氏は「困難な海外上映を進めることになった理由は?」との問いに、「最大の理由は映画を見たいという人たちがいまだに多いということ」と語った。在日コリアンだけでなく日本人からも「日本で上映してくれないか」との要請が絶えなかったという。また趙監督は、自らの危険を顧みず「鬼郷」に出演し、日本での上映実現に向け尽力してくれた在日コリアンの存在に触れ、「こうした方々の隠れた労苦に感謝の言葉を伝えたい」と語った。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「日本はやましいところがあるから、正式公開しないんだろう」
「きっと正式公開につなげてほしい。そしてこれを見た人がたくさんのことを感じてほしい」
「正式公開されて、若い人たちが真実を知ることを願う」

「監督は韓国の大使よりも上だね。政府は反省すべきだ!」
「罪悪感を持たない日本人が、映画を見て何かしら気付いてくれたら…」
「こういう状況からして、日本も韓国に劣らず心が狭い後進国だね」

「在日同胞の出演者の日本での生活が、今後平穏であり続けるかが心配」
「在日同胞の皆さん、ありがとう。どうか問題が起こりませんように」
「当然、日本は正式公開できないよ。もししたら、自分たちの歴史教科書がふざけた内容だってばれちゃうからね」(翻訳・編集/吉金)