19日、台湾で発生した中国人観光客ら26人が死亡したバス事故について、中国メディアと中国ネットユーザーは台湾メディアの報じ方に怒りの声を挙げている。

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2016年7月19日、台湾で発生した中国人観光客ら26人が死亡したバス事故について、中国メディアと中国ネットユーザーは台湾メディアの報じ方に怒りの声を挙げている。

中国メディア・観察者網は「台湾メディアはこんなテロップを付けていた!」と題する記事で、台湾の中天電視(CTi TV)がニュース番組で「ガラス窓を割る(脱出用の)ハンマーも使えない?中国人観光客に誰も安全教育をしなかったのか」というテロップを付けて放送したことを問題視している。記事は、同テロップが出た時間を秒単位まで細かく紹介し、「不適切なテロップ」「非常に目に障る」などと報じた。

同番組内では、キャスターも「安全教育」の問題に言及。「事故が起きたら乗客はすぐに反応して逃げようとする。私たちは車にハンマーがあることを知っているので、ガラスを割れば少なくともすぐに避難はできる。今回は残念ながら…」と話すと、ゲストコメンテーターは「衝撃が激しければ、乗客はけがをしていたかもしれないので、とっさには反応できなかったのかもしれない。発車前に乗客にハンマーがどこにあるか伝えておくべきだ」などとコメントした。

こうした台湾のニュース番組に対して、中国のネットユーザーからは「死者に対してこれほど敬意を払わないとは」「台湾人のドライバーはハンマー使えなかったのかよ」「人間性ってものはないのか」「怒りで涙が出てくる。中国人観光客だって人間だ」「我々も反省しなければならない。台湾省の人間は心の中で本土人を見下している。にもかかわらずまだ観光に行くなんて」「これでもう統一まで台湾に行く中国人はいなくなっただろう」など、反発するコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)