失明していたわけではなかった?

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 小学校の頃に学んだ歴史の教科書により、我々は偉人の顔を想像することはできるが、身長や体重についてはまったく未知だ。しかし、『日本史有名人の身体測定』(KADOKAWA)の著者で、歴史小説家でありながら現役の整形外科医でもある篠田達明氏は、肖像画や衣服、甲冑、書物などから偉人の体型を推定している。歴史上の偉人たちは、どんな体型だったのか。

 肥後熊本城主の加藤清正は、美髯馬面の豪傑で、身長2mという伝承もある。

「清正はいつも高烏帽子をかぶり、身長を高く見せることで相手を威圧していた。肖像画の着衣から推定すると、実際は159cm、65kgしかありません」(篠田氏)

 独眼竜で知られる伊達藩主・伊達政宗にも意外な事実が隠されていた。

「昭和期に遺体の調査が行なわれ、159cm、70kgと分かった。体型以上に驚いたのが、失明していると思われていた右目は、実は問題がなく、痘瘡の後遺症でまぶたが癒着し開かなくなっただけということです」(同前)

※週刊ポスト2016年7月22・29日号