街コンの次は“日本酒コン”!「必ず二次会につながる」と評判のイベントって?
 妙齢の女性が異性に出会える場所として昔から名前が真っ先にあがるのがバー。

「某駅のバーではイケメンに出会える」とか、「駅ナカのビルで飲んでたら彼ができた」などの声はよく聞きますが、どうしてバーで出会えるかといえば、「行きつけなので、マスターが紹介してくれた」(35歳・事務)とか、「行動ルート内で知り合うから、共通のお店を知っていたりして、次に会うまでの話が早い」(37歳・IT)などの理由があるでしょう。

 が、ダントツの理由は、やはりこれ。「“飲みの席”で、かしこまってないから普通よりも仲良くなりやすい」(28歳・出版)。……そう、飲みの席の気さくさが恋を運んでくるってわけですね。

◆街コンブームが去った今…

 で、その気さくさに目を付けた出会いイベントとして「街コン」が一世を風靡したわけですが、ちょっと出尽くした感はありますよね。

 そこで最近話題なのが、日本酒やワイン、ビールなどお酒の種類で参加者を募る「お酒婚」。これまでに9回の日本酒婚を手掛けたという「KURATOMO(蔵とも)」さんに、イベントの様子を伺いました。

「KURATOMO(蔵とも)」とは、お酒の情報を発信するメディア「NOMOO(ノモ―)」や日本酒を楽しむサービス「KURAND(クランド)」などを運営するリカー・イノベーションという会社と、結婚相手紹介サービス大手のツヴァイ、秋田に本社を置く広告会社エポックコミュニケーションズが運営するお酒を楽しむためのサービス。

 日本全国の蔵で造られる日本酒、ワイン、ビールなど地元のお酒と食を通して、地域の文化や伝統に触れたり、お酒を通じて触れ合う「交流の場」を創造しているのだとか。

◆日本酒イベントは仲良くなりやすい

――そもそもどうして日本酒で婚活イベントを行うことになったのですか?

「私どもでは、おととしくらいからお酒をテーマにした婚活イベントを開催するようになったのですが、イベント当日のみの一過性で終わるのではなく、日本全国の蔵で造られる地元のお酒と食を通して、人と人、蔵元、地方をつなげられないかという思いが強くなりまして、蔵とも(KURATOMO)というサービスを立ち上げました。

 男女の出会いだけに限定せず、広い意味での友好の輪を広げることを目的とした地域活性イベントでもあります」(ツヴァイ高田さん、以下・同)

――すでに9回行っているそうですね。

「はい。これまでに『秋田のお酒』『佐賀のお酒』『岩手のお酒』など各地のお酒をテーマにしたイベントを渋谷や池袋、浅草などの都内で行ってきました。毎回男女各80人を募集したのですが、いずれも募集するとすぐに埋まる人気ぶりでとても驚きました」

――どんなイベントなのですか?

「基本的にはお酒を楽しむイベントなので、たとえば昨年末に行ったクリスマス&大忘年会では、全国の蔵元さん10蔵にご参加いただいて、約50種類の自慢の地酒を振る舞わせていただきました。

 日本酒は飲み放題で、そのほかお酒にあうオードブルやフルーツなどを準備して、あとは参加者の皆さんにそれぞれを楽しんでいただいたり、蔵元さんにお酒の解説をしていただいたり。参加費は、女性は毎回4000〜5000円ですが、みなさん、参加費以上の価値があったとおっしゃってくださっています」

――どんな方が参加するのですか?

「お酒が好きな方はもちろん、その地域に興味がある人や、婚活目的の参加者もいますね。女性はそれほど飲めない方でも参加してくださってまして、雰囲気を楽しんでいただいたり、郷土料理やスイーツを楽しんでいただいているほか、みんなでわいわい楽しく話せるのがいいとの声を頂戴しています。

 しかもイベント後は皆さんで必ず二次会に行かれるんですよ。通常の婚活パーティーではカップリングをしておしまいになりますが、お酒を介すとみんなで自然と仲良くなれるのがガツガツしてなくて、自然な出会いにつながっているのかなあと感じてます」

 高田さんによれば、「お酒好き」「婚活」「○○県好き」などさまざまなルートで参加者を募るため、一人で参加する女性も多いとか。

「だけど、皆さんすぐに打ち解けるのが、お酒の力なのかなあと思います」

 次回は7月後半に新潟をテーマにしたイベントを行う予定とか。

 お酒が飲めないとバーでの出会いはなかなか難しいものですが、こうしたイベントなら参加しやすく、恋も生まれやすいのかもしれません。この夏恋したい「日本酒好き」「美味しい物好き」な皆さまはマークしておくといいでしょう。

<TEXT/にらさわあきこ PHOTO/KURATOMO>