子どもを出産する際、中国では帝王切開を希望する女性が多いが、日本で帝王切開を選ぶのは5人に1人の割合と言われており、自然分娩による出産が一般的だ。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本に嫁ぐ中国人女性が自然分娩を受け入れるための助けとして、自然分娩のメリットを紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

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 子どもを出産する際、中国では帝王切開を希望する女性が多いが、日本で帝王切開を選ぶのは5人に1人の割合と言われており、自然分娩による出産が一般的だ。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本に嫁ぐ中国人女性が自然分娩を受け入れるための助けとして、自然分娩のメリットを紹介している。

 記事によればそのメリットとは、出産後の回復が早いうえに帝王切開による感染症やその他の合併症を避けることができること、妊婦がケロイド体質の場合は帝王切開後の傷痕がもたらす痛みを避けることができること、自然分娩の場合は子宮の回復が早いこと、母親の身体の回復が早いため赤ちゃんにすぐに母乳を与えられることなどだ。

 続けて、日本の病院は「妊婦と胎児に危険がある場合を除き、基本的に妊婦に帝王切開を選択させない」と説明。その理由として「母親に子どもを産むのが容易でないことを体感させることにより、母親と子どもに深い感情の絆を育ませること」、また「帝王切開後の妊婦には様々な合併症の危険がある」という点を取り上げた。

 記事は自然分娩の医学的なメリットについて説明しているが、この背後には「日本人はなぜ、自然分娩の痛みを回避しようとしないのかと不可解に感じている中国人に知見を得させる目的」もあるようだ。実際、中国で帝王切開を選択する妊婦は2人に1人という統計もあり、中国人女性の多くが自然分娩を避け、帝王切開を選択している。

 だが、中国でこれまで帝王切開が選択されてきた背景には、「一人っ子政策」の実施があったという報道もある。事実、中国で一人っ子政策の撤廃に伴い、自然分娩を選ぶ妊婦の数が増えているという。その理由は、第一子出産の際に帝王切開を選択した場合、その後再び妊娠すると大量出血や子宮破裂のリスクが高まるためであり、第二子出産に向けてリスクを抑えようという動機があるためと考えられる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)