B.A.P

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韓国出身の6人組アーティストB.A.P(ビーエイピー)が7月13日、ワールドツアー「B.A.P LIVE ON EARTH 2016 WORLD TOUR AWAKE!!」の日本公演ファイナルを東京国際フォーラム ホールAで迎えた。

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2月のソウル公演を皮切りに、アメリカ、カナダ、メキシコ、イタリア、ポーランド、オーストラリア、そして日本など、4大陸・16か国を回った本ツアー。東京公演は、全30公演の集大成となるライブということもあり、脂ののったパフォーマンスでファンを魅了。客席にマイクを向け、会場全体を巻き込みながらライブを楽しみ、一体感を作り出す場面が何度も見られた。

今回のステージには、DJブースとドラムセットが登場。シンセサウンドと、BABY(B.A.Pのファン)たちの吹くB.A.Pの応援必須アイテム、ホイッスルが鳴り響くなか、デビュー曲『WARRIOR(JPN.ver)』のパワフルなステージで幕を開けた公演は、人気楽曲『HURRICANE(JPN.ver)』『BADMAN』『DANCING IN THE RAIN(JPN.ver)』にEDMアレンジが加えられ、『NO MERCY(JPN.ver)』がロックアレンジされるなど、ライブでしか味わえない演出やパフォーマンスの数々に会場中が終始、高揚感で満たされた。

6人のパフォーマンスではもちろんそれぞれの個性が光っていたが、ソロステージでは、その輝きと成長がさらに際立って見られた。公演ごとにセットリストが変えられ、ソロステージを披露するメンバーが当日にならないと分からない仕掛けも。この日のパフォーマーは、ジョンアプ、デヒョン、ZELOの3人。

ハットをかぶって登場したジョンアプは、未発表の自作のR&B曲『Now』をマイクスタンドで熱く歌い上げ、キレと色気のあるダンスで会場を魅了。自信に満ち溢れる堂々たるステージを見せた。デヒョンは体を揺らし胸に手を当てて、時には客席を指差しながらソロ曲『SHADY LADY』を愛情たっぷりに歌い、会場を甘い雰囲気で包み込んだ。立ち込めるスモークのなか、シルエットが浮かび上がり繰り出されるZELOのダンスパフォーマンスでは、手足の長さと長身が生かされたしなやかな動きに視線が釘付けに。その美しさに、息をのんだ。

中盤には、公演当日にリリースされ、翌日オリコンデイリーチャート3位にランクインしたファンキーなアップチューンの新曲『FEEL SO GOOD』でも大きな盛り上がりを見せたが、終盤に『ONE SHOT(JPN.ver)』『KINGDOM(JPN.ver)』『1004』と畳み掛けられたB.A.Pらしいアグレッシブで完成度の高い力強いパフォーマンスは文字通り、圧巻のひと言。そのダイナミックさはステージが小さく感じられるほどで、前を見据えて鋭い目つきに変わった6人の放つエネルギーと熱演に身震いさせられた。

そんな気迫みなぎる圧倒的なパフォーマンスから一転、アンコールでは、「ツアー最後の日だから、いいたいことがたくさんあります」(ヨンジェ)と切り出して、素直な気持ちをストレートにぶつけるメンバーたちの姿も。

「いつもそばにいてくださる皆さんの大切さを忘れず、これからも全力を尽くしていきます」と語ると、「めっちゃ、愛してるー」と囁くように伝えて会場を沸かるZELO。ジョンアプは「ツアーの最後を東京で迎えることができて本当に光栄です」というと、客席で見ていた練習生時代から付き合いのあるMYNAMEのメンバーを紹介。大きな歓声が上がると、「僕たちのライブだから!」と大慌てで興奮する会場に呼びかけて嫉妬するB.A.Pのかわいらしい一面も垣間見られた。

続いて、「今年は皆さんによく会えてうれしいです。皆さんもでしょー? いつも皆さんのことを考えているから浮気するなよ(笑顔)またね!」(ヨンジェ)、「私が一番愛しているものは、(ヒムチャンが『ヒムチャン!』とカットイン)(笑)食べ物だったけど、今は皆さんです! 今日、私の気持ちは最高です。私には皆さんだけ、愛してるよ!」(デヒョン)、「B.A.Pはいつまでも続きますので、ずっと皆さんと一緒です。大好き!」(ヒムチャン)とボーカルラインの面々が甘い言葉でBABYたちを歓喜させた。

最後はリーダーのバン・ヨングクが「皆さんがいるおかげでステージの上に立つことができて、生きているという実感が湧いています」と、セクシーなローボイスではみかみながら穏やかに語る。そして、「準備してきたものがあります」というと、一斉に靴下やポケットの中を探り出す6人。そこから“ハートを取り出す”と、頭に両手を乗せて大きな愛を客席に飛ばした。

予定になかったアンコール最後の曲『BANG X2』を含む18曲の全力全開のパフォーマンスが披露され幕を閉じた、約5か月にわたるワールドツアーの最終公演。公演前にスクリーンに出されていた文字「Where are you now?」が終演後には「We are here」に。もうどこにもいかないことをBABYたちに誓い完全復活したB.A.Pの存在感と、著しい躍進ぶりを見せつけるライブとなった。