近年各地で深刻化しているのが、「空き家」問題だ。長期間放置された空き家は、火災や倒壊などの事故、また不審者の温床になるなどすることが懸念される一方、当然近隣住民、また自治体などの一存では取り壊すことも難しく、特に地方で多くの人の悩みの種となっている。

静岡県のBさん(30代女性・主婦)の近所にあるのも、そうした困った空き家だ。ついには署名活動まで行われた、この騒動の顛末は。

草木がうっそうと茂り、道路や隣家まではみ出す

うちの近所を悩ませてるのが、一軒の「空き家」の存在です。1人で住んでたおばあさんが亡くなってから、もう10年近くになるんですが、その間ずっと放置され続けてます。

画像はイメージです(NatalieMaynorさん撮影、Flickrより)

建物はもちろんボロボロで、お化け屋敷みたいなことになってます。庭の草木も伸び放題。もう、完全ジャングル状態です。

この草木が困りもので、境界線を乗り越えて、お隣の家の庭や、道路にまでぐんぐん侵食してきてます。

お隣さんは、「物干しのところまで枝が伸びてきて、邪魔でしょうがない!」とぼやいてますし、道路は歩道どころか車道まで飛び出してるもんですから、車で前を走るときは、反対側車線に寄らないといけません。広い道路でもないですから、すれ違うときなんかは結構危ないですし、もう大迷惑です!

市役所も頼りにならなくて

持ち主に直接文句を言えればいいのですが、どうも亡くなったおばあさんの遠い親戚とからしくて、私たちには連絡を取る手段がありません。

そこで自治会で話し合い、役場に相談して、「なんとかしてほしい」とお願いすることにしました。

わかりました、とのことなので、すぐにでも解決するだろう、とみんな一安心してたんですが......数カ月待っても音沙汰なし!

役場にもう一度聞くと、持ち主の人に連絡は取れたんですが、お願いしても「そのうちに」と生返事。「いやあ、こっちとしても困ってて......」と役場の方も頭をぽりぽり。

いやいやいや、困ってるのは私たちです! この答えでご近所さんの怒りは倍増、回覧板で署名活動を行い、もう一度役場に持ってきました。

さすがにこれは効いたみたいで、1カ月後には持ち主の人が業者を派遣して、ようやく草木を伐採しました。ただし、謝罪の言葉は一切なし。みんなかなりぼやいてましたが、ひとまず「ジャングル問題」は解決しました。

とはいえ、空き家が放置されてること自体、私たちとしては不安なんですよね。いつ何が起こるかわかりませんし......。相変わらず困ってます。

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