「のりもの」から「No」を無くしたい。布でできた電気自動車「rimOnO(リモノ)」

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「子供の送り迎えや近所の買い物に行くだけだから、そんなに大きなクルマは必要ないんです。でも自転車やバイクは屋根がないし、ちょっと大変で…」。街にはそんな人が意外とたくさんいると聞きます。

自転車の前後に子供を乗せて走っているお母さん。危ないとわかっていても自動車に乗り続けるおじいさんおばあさん。そんな人たちのライフスタイルに合った、小さくて優しい乗り物を街で見かける機会が増えるかもしれません。

笑顔がかわいい
超小型モビリティ

見てください、このサイズ感。なんともかわいらしい電気自動車「rimOnO(リモノ)」です。まるでキャラクターのような愛らしい笑顔がチャームポイント。

名前は「のりもの」から「No」をなくすことに由来しています。経済産業省出身の伊藤慎介さんとツナグデザインの根津孝太さんによる「新しい乗り物」の提案です。

軽自動車と電動アシスト自転車の「合いの子」という表現がふさわしいかどうかはわかりませんが、いまの世の中で本当に必要とされているのは、この形なのかもしれません。

ボディはなんと布!
軽くて着せ替えも可能

最大の特徴である丸っこいボディは、なんと布製!とはいえ、テントなどに使われる丈夫な素材を使い、耐水性もバッチリです。

触ると柔らかく、ぶつかっても安心。外装パーツは簡単に取り外せるようになっており、気分次第でいろいろな色に着せ替えだってできます。

大人なら2人
子供なら3人乗り

大人なら運転席に1人、後部座席に1人の2人乗りですが、後部座席は子供なら2人乗ることができます。送り迎えや、ちょっとしたお買い物に最適です。

狭い道でもスイスイ移動できるので、道幅の狭い日本の道路事情や、都市部の駐車スペース問題などの解決策になるかもしれません。

また、運転は車のようなハンドルではなく、バイクに似たシンプルな形。誰でも直感的に操作できるように工夫されているとか。

「小さくてゆっくり」が
ちょうどいい

「rimOnO」の最高速度は、時速45km。ゆっくりに感じるかもしれませんが、できるだけ軽く、そしてあまりスピードが出ないように設計することで、たとえぶつかっても安全が守られるようになっているんだとか。

2017年の夏に向けて初代1人乗りモデル(100万円目標、最終的にな量産モデルでは40万円ほどを目標)を準備中。

資金調達や制度整備など、まだまだ実用化に向けた課題は多いようですが、もしかしたらこんな「小型でスロー」なクルマが、未来の街をつくっていくのかもしれませんね。

Licensed material used with permission by rimOnO