19日、ミャンマーで車にはねられ重傷を負った韓国人に対し、ベトナム航空が救いの手を差し伸べていたことが分かった。写真はベトナム航空のラウンジ。

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2016年7月19日、韓国・ニューシスによると、ミャンマーで車にはねられ重傷を負った韓国人に対し、ベトナム航空が救いの手を差し伸べていたことが分かった。

災難に遭ったのは、ミャンマーの都市ヤンゴンの建設現場にこの5月から現場長として派遣されていたキムさん(54)。6月25日、現場近くの食堂で昼食を取り、同僚らと共に徒歩で現場に戻る途中で車にはねられ、脚6カ所を骨折、頭部から多量に出血する大けがを負った。現地韓人会の事務総長が「最悪」と表現する現地の医療環境では手術がままならず、一刻も早くキムさんを帰国させる必要があった。しかし、韓人会や大使館職員が大韓航空やタイ航空などに問い合わせても、いずれも患者用ストレッチャーを設置できる大型機種は運航していないと断られてしまう。

そこで彼らに手を差し伸べたのがベトナム航空ヤンゴン支店だった。同社は、ストレッチャーを載せる場合はフライト72時間前の要請が必要との原則にもかかわらず、当日便にキムさんを乗せる手はずを整えた。ストレッチャーの設置作業により便は予定から1時間30分も遅れ、乗客からは抗議の声も上がったという。しかしキムさんは何とか、ヤンゴン発ベトナム・ハノイ経由の便で6月30日にソウルに到着、すぐに病院に運ばれ手術を受けることができた。

ミャンマー韓人会の事務総長は「キムさんは出血がひどく、手術がもう少し遅れたら最悪の事態も考えねばならなかった」とし、救ってくれたベトナム航空ヤンゴン支店に感謝状を贈る予定だと話している。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「本当にありがたい。ベトナム航空に頭を下げてお礼を言いたい」
「大韓航空もしないことを他国の航空会社がしてくれるとは…」
「大韓航空は韓国企業のくせに何をしてるんだ?国会はこの事件を徹底的に調べてほしい。現地の大使館が何をやっていたのかについても」

「今後、できるだけベトナム航空を使うことにしよう」
「大韓航空らしい。もしここで乗せてあげてたら一気にイメージが上がったのに」
「大韓航空はばかだな」
「恥ずかしい話だ。外国の航空会社が一肌脱いでいるのに、どんな理由にしろ、自国民を無視する航空会社なんて…」

「韓国人はベトナムに悪いことをいろいろしたはずなのに、ありがたい限り。韓国がベトナムにしてあげられることは何でもしてあげよう」
「韓人会から感謝状を贈るよりも、政府が感謝の意を表明すべきだ」
「アジアの未来は、勤勉で高い民族的プライドを持つベトナムにこそある」(翻訳・編集/吉金)