ゲッ…離婚で脳卒中に?「夫と別れた子持ち女性」の発症率が1.5倍と判明

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日本人の死因を考えると、脳卒中など脳のトラブルが決して少なくありません。平成26年の厚生労働省の資料を見ると、その数はがん、心臓の病気、肺炎に次いでワースト4位となっています。

脳卒中とは脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など、脳の血管が詰まったり破れたりする病気のこと。さまざまな生活習慣が重なって起こるといわれていますが、実は夫婦関係の変化によってもリスクが高まるというのです。

そこで今回は国立がん研究センター社会と健康研究センターの情報を基に、“離婚”と“脳のトラブルによる死亡リスク”の関係について紹介します。

 

■離婚したシングルマザーは脳卒中リスクが“1.45倍”に

お宅の夫婦関係は良好ですか? 何の問題もない家庭など、恐らくどこにもないと思います。中には「正直、離婚を考えている」という人もいるのでは。

ご主人の暴力や度重なる裏切り、家庭を維持するための協力的な態度が見られない、女性の尊厳を踏みにじるような行為がある場合は、別れるという選択肢も大切かもしれません。

ただ、お互いに歩み寄る努力をしないまま、一時の感情で離婚をしようとしている方は、ちょっと考え直した方がいいかも……。

上述の国立がん研究センター社会と健康研究センターが約5万人を15年にわたって調べたところ、離婚をした女性は脳卒中(脳出血などの総称)になるリスクが1.26倍になると分かったのです。

さらに子どもを伴っての離婚となると、脳卒中のリスクは1.45倍に……。ちょっと聞き捨てならない話ですよね?

 

■離婚後の生活の乱れやストレスが脳卒中リスクを高める

どうして離婚をすると脳卒中のリスクが高まるのでしょうか? その理由は幾つか考えられると言います。

例えば、野菜や果物を含んだバランスのとれた食事にこだわらなくなるからだとか。飲酒量が増える、生活が苦しくなって心理的なストレスが増えるなども理由に考えられるそうです。

特にシングルマザーになって子どもを育てるとなると、かなりの心労が予想されます。生活のために、負担の大きい仕事に就かざるを得ないケースも……。

米国神経学会で発表された、138,782人分のデータ分析を行った研究によれば、ストレスの大きな仕事に就く女性は、そうでない女性と比べて33%も脳卒中になりやすいと分かっています。

「夫が家の中にいる方がストレスだ!」と感じるかもしれませんが、筆者の周りにいる離婚経験者の何人かに聞いてみたところ、「離婚後も決して楽ではない」と教えてくれました。

「離婚してやる!」と頭に血が上っている方、努力できる部分はもう少し努力した後でも、大きな決断は遅くないのかもしれませんね。

 

以上、離婚をした女性が脳卒中になりやすいという話をしましたが、いかがでしたか?

一概には決して言えませんが、引くに引けなくなっているなど、意地になって離婚を考えているような方は、冷静になって思い直してみると良いでしょう。

(ライター 坂本正敬)

 

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【参考】

婚姻状況の変化と脳卒中発症リスクとの関連 -国立がん研究センター社会と健康研究センター

Can Work Stress Be Linked to Stroke? - American Academy of Neurology

井口登美子(2003)『ウィメンズ・メディカ 女性の〈からだと心〉安心医学』(小学館)

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