心理学者が指南!ビジネスシーンでの香水活用にはあるコツがあった

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オシャレや体臭対策で、香水やデオドラントスプレーを活用している人もいると思う。その一方で香水をまとい、香りで異性を惹きつけようとしている人もいる。「教えて!goo」でも「アメリカの大学が実証!香水をつけている女性はモテることが判明」という記事を以前リリースしたが、香りはモテにつながることが大学の研究でも実証されていた。

だが一方で、「スメルハラスメント」の問題もある。特にビジネスシーンに香りは不要に思えるが、内藤先生は上述したコラムで「香水をつけていたほうが、就職試験の面接で採用されやすい」と言っていた。本当に香水はプラスに働くのか、今一度心理学者の内藤誼人先生に聞いた。

■人が好む香り

内藤先生によると、香りで人にいい印象を与えるにはコツが必要だという。

「基本的に、香水は相手に好印象を与えるので使用した方がいいでしょう。ただし、使い方には少しコツが必要です。テキサス大学のカール・ヘニヨンがフルーツエッセンスの香りについて、濃度による好感度の差があるかを調べました。その結果、最も人気だったのは微香だったのです。香水の場合も、すれ違った時にふわりと香る程度の強さが好まれるでしょうね。逆に強すぎると不快に思われてしまいます」(内藤先生)

テレビのCMでも「ほのかな香り」というフレーズをよく聞く。それぐらい、微香を好む人は多いということだろう。

■香水が原因ではないかもしれない

だが、いくら微香を心がけても、「香水のにおいそのものが嫌い」という人から苦情を受けてしまうことはあるだろう。この場合はどうすればいいのだろう。

「人間の鼻は、時間とともににおいに慣れていくものです。これは好みとは関係ありません。例えば、最初は不快なにおいのするトイレにも、長くいれば慣れてしまいますよね。これと同じです。もちろん、強すぎるにおいはスメルハラスメントになる危険がありますが、本当に微香程度なのであれば問題ないはずです。もし、特定の人から繰り返し苦情を受けるのであれば、それは香水が原因ではない可能性があります」(内藤先生)

つまり、香水を口実にクレームを入れられている可能性があるというわけだ。この場合は香水うんぬん以前に相手との関係を修復する努力が必要と言えるだろう。

改めて内藤先生から得た答えをまとめると、香りをつけている方が周囲に対して好印象を与えられることは間違いない。ただし、それは微香であることがポイントだ。営業や交渉で少しでもいい印象を相手に与えたいなら、香りをうまく活用するのも一つの手ではないだろうか。くれぐれにもやりすぎには注意ということで。

●専門家プロフィール:内藤 誼人
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「解決したがる男共感がほしい女」(大和書房)、「自分の中からめんどくさい心に出ていってもらう本」(青春出版社)他、著書多数。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)