17日、韓国の元国会議員の女性が中国を「11億のこじきの群れ」と表現し、波紋を呼んでいる。資料写真。

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2016年7月17日、韓国・国民日報などによると、韓国の元国会議員の女性が中国を「11億のこじきの群れ」と表現し、波紋を呼んでいる。

問題発言が飛び出したのは、16日に韓国・JTBCテレビで放送された討論番組。政治学者で安全保障問題の専門家でもある宋永仙(ソン・ヨンソン)元議員らが出演し、このほど発表された高高度防衛ミサイル(THAAD)の在韓米軍基地への配備の問題について議論した。宋氏は討論の中でTHAAD配備に不快感を示す中国について、「(中国は)米国が韓国に対しより強い影響力を行使していることが我慢ならないのだ。過去、自分たちが清国だった時代までの考え方を今もそのまま(持っている)」と非難した。

続けて、「20年前の11億のこじきの群れが、怖がりもせず韓国に向かって…」と発言したが、これには司会者が「その発言は外交的に問題になり得る」として宋氏の言葉を遮った。しかし宋氏はひるまず、「今は経済成長したからといって、韓国を自分たちの相手にもならない国と見なし内政干渉までしてくる」とし、なお厳しい中国批判を続けた。

これについて、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、宋氏の発言を批判する意見が目立つ。

「心の中でそう思ってたとしても、公の場で言うのはさすがに…」
「元議員のくせに基本からしてなってないね。テレビで国の恥をさらしたよ。今では中国が韓国を食べさせてくれてるようなものなのに」
「そういう自分こそこじき以下だぞ」

「韓国に来たくて韓国語を学び、韓国を好きになってくれる善良な中国人がたくさんいいるのに、こんなふうに見下すなんて韓国人として恥ずかしい。世の中を見る目が狭過ぎる」
「中国がこじきの群れなら、あなたは米国の手先ですか?」
「中国の農民たちに罪はない」
「すぐに中国に謝れ」

「『内政干渉』という部分には納得するけど、それで中国人全体を卑下する発言は、とても軽率で無知だと思う」
「韓国だって経済的に困難な時期があったじゃないか。天に向かって唾を吐く(韓国のことわざ。自らの悪行のために自分が苦しむこと)のはやめよう」
「こじきの群れが犬や豚に干渉してすみませんね」(翻訳・編集/吉金)